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リフォーム意識調査/省エネ対策で90.3%検討も、費用や相談に不安

2023年04月20日 16:31 / 販促

コメリは4月19日、新生活シーズンにあわせてインターネットで行った「リフォームに対する意識調査」の結果を発表した。

調査では、月に1回以上ホームセンターに通い、かつ直近1年以内にリフォームを検討したことがある全国の30代~60代男女400人を対象に、現在のリフォームへの関心や検討時の不安などについて回答を得た。結果、物価高騰により節約意識が高まり、省エネ対策のリフォームの需要が高い一方で、実際にリフォームを行うというアクションに移している人は少ないことが分かった。

さらに、リフォーム相談は敷居が高いと感じている人が多く、「見積もりの相場や価格が分からない」「工期がどれくらいかかるのか」「会計が不明瞭」など、不安を抱いている人も多くいることが判明している。

<省エネ対策に関心>

まず、近頃の生活の中で身近に起きている変化である「物価高騰」について、「節約志向が高まっている」と回答をした人は93.0%であり、大多数の人が節約意識を持っていることが分かった。節約のために省エネ(電気のスイッチをこまめに消す、エアコンの使用方法を工夫する、照明をLEDに取り替え消費電力を減らすなど)を意識している人も95.3%と多く、リフォームを1年以内に検討したことがある人のうち、90.3%は省エネ対策にもつながるリフォームをしたいと思っているという。

<リフォームの意思がある人のうち65%が踏み切れていない>

節約志向も相まり、省エネリフォームが注目されている昨今、リフォームをしたいと思っている人に対して実際の状況を確認したところ、リフォームをしたいと思っているができていない人の割合は64.8%と半数を大きく超えた。その人たちにとってリフォームの障壁となっている理由を調査したところ、TOP3として「金銭的に難しい」「業者選びが難しい」「リフォームの敷居が高い」が並んだ。

<リフォーム検討箇所トップ3は「水まわり」>

リフォームを検討したことがある人であっても、自宅に満足している人の割合は意外にも高く、全体の66.1%が満足していると回答。リフォームをしたい場所トップ3には「キッチン」「浴室」「トイレ」が並ぶ。なお、30代は「キッチン」の60%に続いて、59%が「リビング」という回答があり、若年層ほどキッチンやリビングを重視している傾向がある。

<業者や専門店について8割が「敷居が高い」と感じている>

これらの調査で、リフォームへの興味や、リフォームへの期待は大きいものの、なかなかアクションにつながらないことが分かった。見積もりの相場、工期、会計など知識に関係する不安が多く挙げられていることに加え、リフォームの業者は敷居が高く、気軽に相談をしにくいと感じている層が8割に上る。

<リフォームに望むこと>

一方で、リフォームに望むことについては「自分が希望する費用感でリフォームできるか」「アフターサービスが充実しているか」「気軽に相談できるか」が重要視されており、費用面の透明性や相談をしやすい環境がリフォームを後押しするようだ。

こうしたリフォームに関する不安要素をコメリは一掃するという。同社のサービス「コメリリフォーム」では、全国のコメリ店舗、コールセンターのほか、WEBでも気軽に相談できる。リフォームの専門知識を持つスタッフも多く、専門的な目線から悩みを解決。商品代と施工費が別々で記載されている見積もりを提示するため、見積もり内容も分かりやすい。

キッチン、浴室、トイレ、給湯機器などの水まわりから、壁紙、フローリングなどの内装、カーポート、物置、外壁、フェンスなどの外構・エクステリアのリフォームまで、幅広く対応。ほかにも、シロアリ・害虫の駆除や庭木の手入れ、ハウスクリーニングも行っている。

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