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ペリエ千葉/千葉市初出店55店を含む、全107店で新駅ビル開業

2017年09月04日 17:10 / 店舗レポート

JR東日本と千葉ステーションビルは9月7日、JR千葉駅の駅ビル「ペリエ千葉 本館」の2階~7階を開業し、全107店をオープンする。

<ペリエ千葉>
ペリエ千葉

ペリエ千葉 本館は、千葉県初出店30店、千葉市初出店55店を誘致し、千葉駅から発信する新しいライフスタイルステーションの創造「From 千葉」をテーマとした。

ファッション34、ファッション雑貨21、書籍・生活雑貨9、コスメ11、レストラン・カフェ18、食品1、サービス・その他12、期間限定ショップ1が出店した。

<ファッションゾーン>
ファッションゾーン

ペリエ千葉は、地上7階・地下1階に延床面積約7万3800m2を展開。うち駅施設・コンコースは約1万6400m2、エキナカ約8000m2、駅ビルは約4万9400m2。駅ビルのうち、売場面積は約1万4500m2となっている。

2011年11月から駅の建替え事業を進めており、駅ビルに先駆け、昨年11月にエキナカ商業施設が開業、今年4月にはエキナカ商業施設を増床していた。

2018年夏以降に、地下1階と1階をリニューアルし、駅ビル全体のグランドオープンを迎える予定で、地下1階はバラエティに富んだ店舗構成で商店街的なにぎわいを目指し、地下1階はフードフロアを展開する計画だ。

千葉駅周辺では、千葉PARCOが昨年11月末に、今年3月には三越千葉店が、相次いで閉店している。

JR千葉駅に隣接する京成千葉駅直結のそごう千葉店と住み分けを図りながら、千葉駅周辺の市街地の活性化を目指したいという。

ターゲット層は、毎日の生活をポジティブに楽しみたい人で、30代~40代の女性をコアターゲットにした。

千葉ステーションビル社長の椿浩氏は、「エキナカ施設が開業した時は、入場券を購入して来店する方が増え、入場券の発券枚数が1000枚を超えた。今でも数百人が入場券を買って来店している。駅周辺の歩行者が土日は約2割増えたという調査結果もある。駅ビルの開業により、少しでも千葉の街が元気になればよいと思う」と語る。

テナントリーシングは、そごう千葉店との住み分けを意識し、ハレの日の百貨店に対して、日常的に気軽によれるカジュアルな店舗構成を目指したという。

<チバコトラボ>
チバコトラボ

JR千葉駅改札と直結する3階と2階の一部には、ライフスタイル提案を目指した編集ゾーン「チバコトラボ」(売場面積約680m2)を設置した。

<スターバックスコーヒー>
スターバックスコーヒー

2階にスターバックスコーヒー、3階には、銀座4丁目に本店を構えるカフェ「凛」が新業態「カフェ リン」、グロサリーでは和洋のこだわりの食材を展開する新業態「フードワースハウス」が、それぞれ出店した。

<カフェ リン>
カフェ リン

<フードワースハウス>
フードワークハウス

そのほか、フラワーショップ「フルーリストボンマルシェ」、リラクシングウェア・生活雑貨の「ザワリィー」と期間限定ショップゾーン「ルーペ」を合わせた6店が集積した。

<フルーリストボンマルシェ>
フルーリストボンマルシェ

<ザワリィー>
ザワリィー

物販では、フラワーのほか、日常のちょっとしたギフトに対応する生活雑貨、ワインを中心としたグロサリーを提案する。

<ルーペ>
ルーペ

約80席のフリースペースと、約20席のカフェ客席を設置することで、毎日でも立ち寄れる店舗を打ち出した。

フリースペースでは、ワークショップやイベントを定期的に開催し、地域の人々が交流できるライフスタイル発信ゾーンを目指す。

<フリースペース>
フリースペース

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