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仏冷凍食品専門店「ピカール」/代官山にイートインとワークショップスペース併設店

2017年10月04日 17:25 / 店舗レポート

店内では、新商品や今月のおすすめ(月間特売品)、スタッフのお気に入り、ベジタリアン向け商品、オーガニック商品など、それぞれの商品特徴をアイコンで表示する。

<商品特徴をアイコンで表示>
商品特徴をアイコンで表示

冷凍平オープケースのガラス扉にアイコンをつけることで、各商品の特徴を訴求する。

<今月のおすすめ>
今月のおすすめ

<ベジタリアン向け商品、オーガニック商品の一例>
ベジタリアン向け商品、オーガニック商品の一例

スタッフのお気に入りは、店舗スタッフが本当に気に入った商品をお客へすすめるもので、手書きのPOPを採用する。

<スタッフのお気に入り>
スタッフのお気に入り

本社スタッフは、スタッフのお気に入りのPOPを作成することができず、店舗スタッフとお客が会話をするきっかけを作る工夫をしている。

現在の取扱い商品数は230SKUだが、クリスマスに向けて商品を拡充し、約300SKUまで商品を拡大する計画だ。

<店内はフランス語の表記で異国感を演出>
店内はフランス語の表記で異国感を演出

冷凍食品の一部は、輸入の規制などもあり、フランス本国から輸入できない商品もある。

そのため、一部の商品は日本の冷凍食品メーカーとピカールのスタッフを交えて、独自に開発をしている。

日本で独自開発した商品は、年内にアイテムを増加させる予定だ。

<通路幅はゆったりと確保>
通路幅はゆったりと確保

既存店舗の業績については、オープン時は予想の3倍の売れ行きで品切れなどの混乱があったが、現在は、落ち着いており、当初計画を上回る売上を維持しているという。

<常温のワイン売場>
常温のワイン売場

10月13日には、品川区のイオン品川シーサイド店の食品売場内で展開してピカールコーナーである「プティ ピカール品川シーサイド店」を、食品売場のレジ外に移転し、単独店舗「ピカール品川シーサイド店」としてオープンする予定だ。

<冷蔵のドリンク売場>
冷蔵のドリンク売場

ピカールは2016年10月に、単独店舗を出店するまでは、イオリテールが展開するGMS9店の食品売場で、冷蔵ケース6台でコーナー展開をしていた。

現在は、単独店舗で出店する方針で、都内にもう1店舗を出店する予定だ。

<ピカールの解説>
ピカールの解説

青山骨董通り、麻布十番、中目黒、代官山と高級住宅地に出店を重ねているが、今後の出店立地について、小野社長は、「当初は認知度を高めるために、分かりやすい立地として骨董通りなどを選んできた。立地的に高級な業態という印象があるが、ピカール自体は日常使いできる業態であり、より日常的な立地も想定している」と語る。

<大型サイネージで商品を訴求>
大型サイネージで商品を訴求

イオンリテールのGMSの食品売場内での展開については、「品川シーサイド店は、たまたまロケーションの条件があったために出店した。全国のGMS店舗に出店するには商品が足りない面もあり、GMS内への出店はまだ未定だ。まずは首都圏をベースに店舗を出店し、全国についてはネット通販で対応していきたい」と述べた。

<エコバックも販売>
エコバックも販売

店舗概要
所在地:東京都渋谷区代官山町17-3
TEL:070-3351-5242
営業時間:11時~21時
売場面積:136.7m2(イートイン34.13m2)
客席数:21席

■Picard(ピカール)
https://www.picard-frozen.jp/

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