ライフ/目標年商19.6億円、練馬区10店目「氷川台店」をオープン
2017年12月02日 17:16 / 店舗レポート
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ライフコーポレーションは12月2日、東京都練馬区に「ライフ氷川台店」をオープンした。年間売上目標は19億6000万円。
練馬区では2014年4月に開店した「ココネリ練馬駅前店」に続き、10店目の出店で、東京メトロ有楽町線「氷川台」駅から北東へ約400mの倉庫跡地にオープンした。
練馬区内では、「氷川台店」から1.2kmに「新桜台駅前店」、1.7kmに「平和台店」、2.1kmに「ココネリ練馬駅前店」が立地。隣接する豊島区の「千川駅前店」も2.1kmの距離で、ドミナントエリアを形成する。東京都では75店目、首都圏で117店目となる。
商圏は、500m圏内の6267世帯・人口1万2557人、500m~1km圏内の1万8283世帯・人口3万7595人、合計2万4550世帯・人口5万152人を想定する。
店舗から1㎞圏内は単身世帯が46.6%、2人世帯は24.3%と全体の7割が少人数世帯。年齢別人口では、40代が16.8%と最も多く、次いで30代が15.7%。
世帯年収は1000万以上が7.8%(東京都平均対比でマイナス3.4%)、300万円未満34.9%(同プラス5.6%)となっている。ファミリー層もいる商圏であることから、レジ外にはキッズスペースを設置。35席を有するイートインスペースも設けた。
現在進めている第五次中期3ヵ年計画では、惣菜をよりおいしくし、生鮮食品の鮮度を上げることを掲げている。
部門別商品構成比は、農産15.5%、水産9.2%、畜産11.8%、惣菜10.1%、インストアベーカリー2.1%、日配20.6%、加工食品27.9%、生活雑貨2.6%とした。
生鮮3品とインストアベーカリー、惣菜の合計構成比は48.7%で、生鮮と惣菜に強い店舗を打ち出す。
取扱いアイテム数(SKU)は、農産410(青果260・果物100・花50)、水産350(鮮魚200・塩干150)、畜産400(精肉250・加工肉150)、惣菜213(寿司18・弁当58・フライド商品62・要冷蔵商品75)、インストアベーカリー70、日配2200、加工食品5200(菓子1000・酒1000・一般食品3200)、生活雑貨3000、合計1万1843アイテムとした。
農産では、品質にこだわった有機農産物や地元・近郊の野菜を取りそろえる「ひだまりの郷」を導入した。
「らくらくサラダ」「カットフルーツ」「冷凍野菜・果実」の適量目を豊富に品ぞろえした。国産冷凍野菜は、冷凍食品売場ではなく、農産売場内に専用の冷蔵ケースを設置して販売している。
トマトコーナーは初めて、売場を平台と多段ケースの2か所展開とした。平台では、3アイテムを量販する一方で、多段ケースではフルーツトマトなど、こだわりの商品を訴求する。
11月18日に改装した「子母口店」(川崎市)から、導入した施策である、「さつまいもづくし」を氷川台店でも導入した。
焼き上げたさつまいもと、さつまいもの加工食品やさつまいもそのものを集合展開することで、注目が高まっているさつまいも商品をアピールする。
水産では、活気のある対面バラ売りコーナーを設置し、大衆魚を中心に近海魚や旬の魚を販売する。オープン時は、刺身などの生食商品を縮小し24尺のスケールで、対面バラ売りコーナーを設置した。
対面バラ売りコーナーは、通常店舗では8尺だが、氷川台店では常時12尺と約1.5倍の規模で展開する予定で、魚の鮮度感を打ち出す。
塩干では、「店内加工一汐生開き」と称した店内加工の干物を導入。塩干商品でも鮮度感をアピールする。
また、味付けや骨取りした簡便商品として「骨とり漬魚コーナー」を設置し、時短料理の要望に応える。
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