ドラッグイレブン/水天宮前駅直結「T-CAT」に都内3号店、生活必需品強化

2018年01月31日 13:40 / 店舗レポート

JR九州ドラッグイレブンは1月31日、東京メトロ水天宮前駅に直結した「東京シティエアターミナル(T-CAT)」2階に「ドラッグイレブンT-CAT店」をオープンした。

<ドラッグイレブンT-CAT店>
ドラッグイレブンT-CAT店

ドラッグイレブンは2017年7月12日に東京初出店となる「京橋店」をオープンし、2018年1月25日には2号店「茅場町店」をオープンした。今回は、都内3号店となる。

<店内>
店内

今林泰社長は、「東京進出初年度に3店舗を都内に出店し、3年間で10店舗体制にする計画だ。都内は同業他社、異業種を含めて競争が激しく、なかなか難しいマーケットだが、カウンセリング力など自社の特徴を生かして他社と差別化を図りたい」と語る。

<今林社長>
今林社長

T-CATは、都内からリムジンバスに乗って、成田空港や羽田空港へ行き、旅行や出張へ行く、空の旅の玄関口で、館内の飲食・物販店は、近隣のビジネスマンや住人が、便利な商業施設として利用している。

<殺虫剤、芳香剤など生活用品を展開>
殺虫剤、芳香剤など生活用品を展開

T-CAT店の売場面積は131m2で、京橋店約204m2(1階118m2、2階86m2)、茅場町店約208m2(ドラッグストア約180m2、調剤薬局約28m2)と比べて最小規模の店舗となった。

取扱アイテム数は、医薬品1000、雑貨1300、化粧品1000、パーソナルケア1500、食品600、合計約5500とした。

<医薬品はレジ後方を中心に配置>
医薬品はレジ後方を中心に配置

旅の玄関口として、訪日外国人の利用もあるが、周辺住民が普段の買い物で利用することが多い施設のため、品ぞろえは、日常生活をサポートする郊外ロードサイド型店舗に近い商品構成とした。

都内で最小規模の店舗で、商業施設内への出店を意識し、品ぞろえは、ドラッグイレブンの売れ筋商品を中心に集めた。

<店舗入口では特売商品を大陳>
店舗入口では特売商品を大陳

周辺はオフィス街もあり、空港を利用する人、周辺住民など幅広い客層の来店が予想されることから、トラベル用品や訪日外国人向けの商品ではなく、日常的に利用できる商品を集めた。

<12ロール入りのトイレットペーパーも販売>
12ロール入りのトイレットペーパーも販売

通常の都市型店舗では、トイレットペーパーの品ぞろえは8ロール入りまでだが、T-CAT店では、12ロール入りも販売し、1ロールあたりで値ごろ感のある商品を訴求している。

<清掃用品も品ぞろえ>
清掃用品も品ぞろえ

<ペットフードも販売>
ペットフードも販売

2号店の茅場町店と同様に、清掃用品やペット用品も販売することで、店舗の利便性を高めた。

<子供用紙おむつをコーナー展開>
子供用紙おむつをコーナー展開

<哺乳瓶など育児用品も販売>
哺乳瓶など育児用品も販売

近隣には子育て世代であるファミリー層も多いことから、ベビー用品の品ぞろえを強化した。これまでの都市型小型店舗では、ベビー用品の品ぞろえはないが、市場調査の結果を受け、品ぞろえを変更した。

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