カインズ/目標年商20億円、設立30周年の集大成「前橋小島田店」
2018年06月29日 16:10 / 店舗レポート
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ライブグリーンゾーンは、くらしを良くするインスピレーションを喚起するインスパイアゾーンでもあり、生活シーンをイメージできるディスプレイでくらしへの想いを高め、関連する店内の各売場に足を運び、商品を購入するきっかけを作ることを意図した。
ホームクリエーションゾーンは、インテリアからリフォームまで自分らしいデザイン性豊かな住空間づくりのゾーンと位置付けた。
カインズでは、商品の企画段階から、サイズやデザイン、色合いを含めてモジュール化し、誰でも居住空間を立体的に作ることができるラインナップを展開している。
カインズでは、住まいをコーディネートするためのスタイルブックを発行している。コーディネートの視点を「シック」「シンプル」「ナチュラル」「カジュアル」「ニュークラッシック」の5つのテイストで提案する。
コーディネートのコンセプトは四半期ごとに変えており、2018年夏は、素材を生かした豊かな質感を生み出したシックなスタイルの「シック ブラウ」、シンプルで涼やか、機能性に富むベーシックスタイル「シンプル ヴェントス」、和と洋の調和が涼感を呼ぶナチュラルで洗練されたスタイル「ナチュラル 葵」、ポイントカラーがくらしに心地よいアクセントを生むスタイル「カジュアル ウィンディア」、華やかな発色が清々しい春夏感を彩るスタイル「ニュークラッシック フライス」の合計5シリーズを提案する。
2つのデザインコンセプトを組み合わせることで、よりコーディネートしやすい商品開発を目指している。
スパイスオブライフゾーンは、ペット、リカー、サイクルなど普段の生活をより豊かで楽しくする嗜好性の強いカテゴリーを集めたゾーンとした。
ペットや植物との暮らしや、お酒や自転車を自分らしく楽しむライフスタイルなどを専門性をもって提案する。
前橋市は、全長19.5kmの「桃ノ木川サイクリングロードコース」が整備されており、スポーツサイクルを楽しむ人が多い。
サイクルパークは、自転車の販売のほか、カスタマイズのアドバイスが可能な専門スタッフも配置したサイクルコーナー。
修繕の技術、ゆったりとしたメンテナンススペースをいかし、サイクリング途中に立ち寄って情報収集やチューンナップをできるようなコミュニティスペースを目指す。
自転車で来店すると、カフェブリッコで提供するドリンクのサイズアップを無料で提供するなど、サイクリスト限定のサービスも提供し、サイクリストの憩いの場を提供する。
自社で展開するペットショップ「ペッツワン」を導入し、生体の販売からペットのトリミング、ペットホテルの運営など、ペットに関連するさまざまなサービスも提供する。
酒類コーナーも設置し、ビール、缶チューハイ、ワイン、リキュール、日本酒、焼酎などフルラインの品ぞろえを展開する。
土屋社長は、「ホームセンターの酒類の取り扱いは、元々、家族と車で来店したお父さんが、思いケース売りのビールを一緒に販売することからはじまっている。ワンストップショッピングによる利便性が始まりだが、カインズでは、食品をDIYの視点で販売する取り組みと位置付けている」という。
また、「自分らしいライフスタイルを作る一環として、酒を位置付けており、自分でフレーバーをつけることができるビールなども販売している。酒のネット通販も行っており、酒のあるライフスタイルを提案する」と語る。
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