二重橋スクエア/日本初5店含む25店・2700m2の商業施設オープン
2018年11月05日 17:10 / 店舗レポート
三菱地所は11月8日、東京商工会議所、東京会館とともに、千代田区丸の内三丁目の「富士ビル」「東京商工会議所ビル」「東京会館ビル」の3棟一体建て替えを進めていた「丸の内二重橋ビル」の商業ゾーンをオープンする。11月5日マスコミ・関係者向け内覧会を行った。
地下1階から2階まで、飲食・物販の多彩な店舗が集積する商業ゾーン名称を「二重橋スクエア」としている。
店舗面積計約2700m2に、日本初出店5店含む計25店舗(飲食17、物販7、サービス1)がそろう。
三菱地所は「丸の内二重橋ビルは、丸の内地区の中でも、丸の内~有楽町の結節点にあたり、このビルの存在で丸の内に回遊性を高める。店舗数こそ多くないが、飲食・物販ともに、それぞれ希少性が高く、特定のファンがついている情報発信力が強い店が出店している」。
「東京会館、東京商工会議所も入居するので、来街者だけでなく、ビジネス接待、ハレの日需要も見込む。建替えにあたり、1階で飲食店が入れられるように設計し、テラス席も充実。エリア全体を盛り上げていきたい」と説明している。
日本初出店は「ピエール・エルメ」「ADRIFT by David Myers」「Goldwin Marunouchi」「Morton’s The Steakhouse」「YAUMAY」の5店。
1階に世界的に著名なフランス人パティシエのピエール・エルメ氏が日本上陸20周年の節目に、選りすぐった日本の素晴らしいものを、東京から世界へ発信する世界初のコンセプトショップ「ピエール・エルメ」が登場。
カリフォルニアのスターシェフのデビッド・メイヤー氏が手掛ける「ADRIFT by David Myers」(店舗面積約148m2、平均客単価8000~1万5000円)、スキーを原点とする高機能ウェア「Goldwin」初の直営店も日本初出店となる。
そのほか、イタリアを代表する高級紳士服ブランドである「Ermenegildo Zegna」(店舗面積105.6m2)がビジネスウェアからカジュアルウェア、レザーグッズ、ライフスタイルなどのコンセプトショップを出店する。
フレンチトラッドシューズ「J.M.WESTON」の南青山に次ぐ東京都内路面店二号店がオープンする。平均客単価は約15万円、丸の内限定品としてアリゲーターのストレートチップ(税込66万9600円)といったこだわりの品が並ぶ。
また、モデルの桐島かれん氏がクリエイティブディレクターを務めるライフクラフトブランド「ロータス」(店舗面積約60m2)6店舗目も開店する。
人気のかごバッグ、カトラリー、インドの繊細な手仕事のワンピースなどストーリー性のある商品を品揃えした。
同じく1階には着心地の良さにこだわったアパレル「45R」(店舗面積約79m2)が、新デザインの店舗を出店。
天井高が約4mの広々とした店内にこだわりの「ラグジュアリー・ビンテージ」の商品がそろう。屋久杉を使った什器、銅板で仕上げた壁、石材を使った床で機能的で温かみのあるデザインに仕上げた。
ライフスタイルフレグランスメゾン「diptyque(ディプティーク)」(店舗面積約115m2)は、5店目となる直営店がオープン。フレグランスキャンドル、オードトワレをそろえた。店内は、オードパルファン「オポネ」の金継ぎ風デザインをイメージし、白に金のアクセントを入れている。
<ディプティーク「オポネ」の金継ぎ風デザインをイメージした内装>
1階の「ル・ブール・ノワゼット」はパリ15区に本店を構え、フランスで権威あるフィガロスコープ誌が選ぶパリ最高のネオビストロで堂々の2位に選ばれた実績のあるビストロ。
店舗前面はバル風で平均客単価4000~5000円、奥はレストランスタイルで平均客単価8000~1万円となっている。
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