カインズ/「くみまちモール新座」開業、売場面積1万m2の大型店出店
2018年11月27日 19:27 / 店舗レポート
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店内には各所にタブレット端末を設置し、より詳しい商品説明を知ることができる取り組みを開始した。
もし店頭にない商品があった場合は、タブレット端末の商品説明画面にQRコードが表示されるため、お客が自分のスマートフォンでQRコードを読み込むことで、ECサイトで商品を購入することもできる。
ECサイトとの連携は隣接する別棟の資材館でも実施している。資材館は、「早く、確実に」商品を提供することをモットーに、品ぞろえやサービス、設備を強化した専門の別館。
カインズ初の取り組みとして、新座店では、木材などの資材の切り売りに対応したWEBでの事前受付サービスを開始した。
事前受付をすることで、切り出した状態の商品をすぐに渡すことができ、店頭での待ち時間をなくし、プロが買い物しやすい環境を構築する。
資材館では、プロ向けの作業服も豊富に展開する。作業服では、ベイシアグループのワークマンが新業態「ワークマンプラス」を展開して話題となっている。
具体的な計画があるわけではないが、カインズが展開するショッピングセンターに別棟形式で、ワークマンが出店することもあるうるという。
本館では、ものづくりの楽しさを気軽に体験できる「カインズ工房」を設置。
各種工具やレーザー加工機などの専門機器の貸し出しのほか、ディズニーキャラクターカラーや、自分好みのコーディネートオリジナルカラーが作れる一般向けの調色カウンターを導入した。
レーザー加工機を設置することで、既存のグラスなどの商品に絵や名前をいれることで、オリジナル商品を作るサービスも提供する。
一枚の板から棚を作るには手間がかかり、技術も必要となるが、組み合わせるだけで簡単に自分好みの棚が作れる半加工品のDIY商品を提案することで、気軽にDIYを楽しめる提案をする。
カインズ工房には、視覚がなくても使える溶接機を設置し、木材だけでなく金属も加えた幅広いDIYを提案する。
初心者が参加しやすいワークショップを定期的に開催することで、「作る」「教わる」「知る」「つながる」店舗を目指す。
カインズ工房の隣には壁面を中心に壁紙を展開し、壁紙を活用した部屋のイメージチェンジを提案する。気軽に壁紙を活用してもらうため、壁紙は10cm税込58円からそろえた。
土屋社長は、「壁紙を変えることで部屋の雰囲気は大きく変わるが、壁紙を変えるたびに大きなコストがかかるのでは、気軽に壁紙を変えることはできない。値ごろな商品もそろえることで、これまで挑戦しなかったことに挑戦する気持ちを引き出したい」という。
壁紙では、糊が必要ではないシールタイプの商品も用意し、初心者でも利用しやすい商品構成を目指した。
雑貨などの小物に壁紙を張り付けて、オリジナル商品を作る人も多く好評となっているという。
住まいのリフォーム提案をするデザインセンターも設置。電球1つの交換から行う「スマイルサービス」や、本格的な外構工事や太陽光まで、住まいに関わるあらゆる分野の相談に乗る専門カウンターも設置した。
250種類から選べるカインズ最大の表札コーナーや、あらゆるものがネットにつながるIoT体験コーナーも導入した。
これまでのリフォームは施工業者に頼むか、自分でやるかの二択だったが、新たな選択肢とし、顧客自身がリフォームを行うことを手伝う「カインズ1・2・3」というサービスも提供する。
施設概要
くみまちモールにいざ
オープン日:11月23日
敷地面積:4万5527.65m2(モール計)
店舗面積:1万3394m2(モール計)
駐車場台数:905台(モール計)
カインズ新座店
所在地:埼玉県新座市大和田2-6-32
営業時間:本館9時~21時、資材館6時30分~20時
売場面積:1万264m2(本館7009m2+資材館3255m2)
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