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ヤオコー/埼玉県和光市「和光丸山台店」出店、無印良品などSC形成

2021年10月14日 16:50 / 店舗レポート

ヤオコーは10月14日、埼玉県和光市に「ヤオコー和光丸山台店」を開店した。自社が管理運営する商業施設「the market Place」の7施設目となる「the market Place 和光」に核店舗として出店した。

<ヤオコー和光丸山台店>
ヤオコー和光丸山台店

施設全体の敷地面積は9931.04m2、延床面積1万1853.41m2で、同日にポニークリーニングがオープンする。11月中旬以降順次、無印良品、Felice×Dormo(美容室)、子供体操教室、あいゆう歯科 和光第二診療所、シミュレーションゴルフ教室が出店する予定だ。

施設は、東武東上線、東京メトロ有楽町線・副都心線「和光市駅」南口から約0.8kmに位置し、店舗南側に「川越街道」、西側に「笹目通り」が通り交通アクセスに恵まれた立地となっている。周辺は、大手研究所が所在しており、中規模マンションが多く、学校や保育園、公園等の子ども関連施設も多いエリア。

商圏特性として、出店1km圏内では人口・世帯数ともに増加しており、20~40歳代が大きなボリュームゾーンとなっている。世帯構成では、単身世帯が約半数近くを占め、特に若年世代単身者の割合が高くなっている。

<店舗入口>
店舗入口

取扱SKU数は、生鮮1330、デリカ420、グロサリー1万4000、合計1万5800。想定売上構成比は、生鮮37.3%、デリカ15.1%、グロサリー47.6%となっている。精肉と鮮魚では、いつでもおいしく食べたいときにすぐに食べられる冷凍商品を強化し、お客の多様なニーズに対応する。

<精肉売場>
精肉売場

精肉は、地産地消の取組みとして埼玉県産黒毛和牛を初導入し、高鮮度な内蔵の希少部位による焼肉もう一品の強化、切り落としやしゃぶしゃぶカテゴリーの充実を図る。冷凍商品を強化し、馬刺しのスライスや生食ブロック、冷凍スライサー導入活用による値頃な大量目のストック商品、おかずに最適な自社製造ミールキットや味付け商品など豊富に品ぞろえする。

<鮮魚売場>
鮮魚売場

鮮魚は、特にヤングファミリーに支持の高いサーモンを主力商品として、冊やスライス、のっけ盛りなどバラエティーに富んだ品ぞろえとインパクトある「安さ」を実現する。冷凍商品の強化では、スライス刺身材や手巻きセット、水揚げ後すぐに急速冷凍したこだわり鮮度商品などを豊富にそろえた。

<青果売場>
青果売場

青果は、ヤオコーでしか味わえない「ミゲールさんのアボカド」をトマトやマッシュルームと一緒に展開。品質、味にこだわった生産者限定や地産商材を強化する。また、「ミゲールさんのアボカド」や緑黄色野菜を使用したサラダの提案、旬の果物やパインはカットフルーツとして季節感と楽しさを打ち出す。また、埼玉県熊谷市に開設した「ヤオコーファーム水耕栽培施設」で収穫したヤオコーファーム水耕栽培野菜も販売する。

<幸唐の商品>
幸唐の商品

惣菜は、100%ナチュラルチーズを使用した商品を導入する。ヤオコーオリジナルブレンドのチーズをたっぷり使い、ランチにはドリア、夕方にはグラタンを中心に、おかずとなる商品も取りそろえる。また、「幸唐」ブランドを拡充し、原料・スパイス・調理法にこだわった新商品「圧力釜揚フライドチキン」や「若鶏半身グリル」などを販売し、専門店にも負けないおいしさを提供する。

<寿司>
寿司

寿司では、新たな取組みとして「生サーモン入り!やみつきポキ丼」、「ごま油香る!海鮮アボカド漬丼」を導入し差別化を図る。また、高まるおつまみ需要に対応した商品として「お寿司屋さんのおつまみ」を新提案するほか、人気の生本鮪を使った商品や大容量パックも常時品ぞろえする。

<ベーカリー>
ベーカリー

ベーカリーは、自社製造のオリジナルソースで味付けし、店内で低温でじっくり焼き上げた豚肩ロース肉を使った新商品「店内手作り!プルドポークバーガー」、「店内手作り!プルドポークバゲットサンド」を販売する。また、店内製造ベビーカステラやフルーツどら焼き、きな粉ドーナツといった新たなおやつ商品も導入し、幅広い世代のお客が楽しんで選べる売場づくりに取り組む。

<チーズコーナー>
チーズコーナー

日配食品では、チーズコーナーを拡充し、国産だけではなく輸入商品やヤオコーオリジナルの商品を展開するとともに、チーズを使った惣菜やおつまみも豊富に取りそろえ、チーズをおいしく食べる提案をする。また、スイーツ、フルーツ、凍菜、麺といった冷凍食品を強化し、素材・食事・デザートまで「食べる・作る楽しさ」の提案や、お客のニーズに対応する商品を提供する。

ドライ食品は、家庭でも手軽に本格的な味を楽しめる、スパイスやシーズニングの品ぞろえを強化した。有機原料を使ったスリランカ洋風スパイスを導入するほか、話題のスパイス「俺のあいぼう」の姉妹品やポテトシーズニングを販売する。また、コーヒーや茶類を強化し、ヤオコーオリジナル商品やカフェインレス商品を展開する。

<直輸入ワイン>
直輸入ワイン

酒は、主力のイタリアワインを中心とする直輸入ワインを強化し、国産ワインについては新たなワイナリーの商品を導入する。食材に合うワインの提案により、チーズをはじめとするおつまみの幅を拡げ、豊かな食卓を実現する。住居関連では、歯の衛生意識が高まるなか、健康志向のお客のニーズに対応する商品や、子ども向けのオーラルケア商品もそろう。

出店により、店舗数は埼玉県95店舗、千葉県32店舗、群馬県16店舗、東京都12店舗、神奈川県9店舗、茨城県7店舗、栃木県5店舗の計176店舗になる。

■ヤオコー和光丸山台店
所在地:埼玉県和光市丸山台3丁目13番1号
電話:048-485-9711
敷地面積:9931.04m2(施設全体)
延床面積:1万1853.41m2(施設全体)
店舗面積:2728.34m2
営業時間:9時~21時45分
休業日:1月1日、1月2日、他1日
年間売上:初年度28億円 (予定)
駐車台数:234台(駐輪場226台、バイク置場8台)
従業員:正社員23人、 パートナー・ヘルパー・アルバイト212人(延べ人数)

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