虎ノ門ヒルズ／商業施設全体で170店舗に、ステーションタワー10／6開業

2023年10月02日 14:32 ／店舗レポート

森ビルは10月6日、「虎ノ門ヒルズステーションタワー」（東京都港区）をオープンする。10月2日報道向け内覧会を開催した。

＜虎ノ門ヒルズステーションタワー＞

虎ノ門ヒルズは、2014年に誕生した「虎ノ門ヒルズ森タワー」、2020年に「虎ノ門ヒルズビジネスタワー」、2022年には「虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」と拡大してきた。

「ステーションタワー」の開業により、虎ノ門ヒルズは一つの街として完成する。「ステーションタワー」では10月6日以降も順次新店舗が登場し、虎ノ門ヒルズ全体で来街者3000万人を目指す。

虎ノ門ヒルズ全体で区域面積7.5ha、延床面積79万2000m2、商業店舗数約170店舗（うち約110店舗が飲食店、約18店舗が食物販、施設面積2万6000m2）、オフィス総貸室面積30万5000m2、住戸数730戸、ホテル370室となる。

＜T-MARKET＞

「ステーションタワー」では、地下2階～7階に約70店舗、約1万1200m2の商業施設が誕生する。地下2階・東京メトロ日比谷線・虎ノ門ヒルズ駅改札からすぐの「ステーションアトリウム」（約2000m2）と直結したマーケット「T-MARKET」、2024年2月29日開業予定のベイクルーズ新業態、レストラン、情報発信拠点「TOKYO NODE」などで構成されている。

＜情報発信拠点「TOKYO NODE」49階にプールも＞

※SKY GARDEN＆POOLは49階レストラン利用者・対象イベント参加者のみの入場となる

吉田誠虎ノ門ヒルズ商業運営室長は「今回のリーシングは、アイデアやイノベーションが生まれる、コミュニケーションを促進するテナントを強化した」。

「体と心のリトリートとして、5階にクリニックや2024年4月オープン予定の東急スポーツオアシス新業態『CARAPPO』（約2000m2）、2・3階にモチベーション向上のためのファッションがそろうベイクルーズのセレクトショップ（約2800m2）、地下2階へコミュニケーションの中心となる食が楽しめる『T-MARKET』（約3000m2）の3つの柱でそろえた」と説明している。

＜吉田虎ノ門ヒルズ商業運営室長＞