良品計画/10月の直営既存店売上1.3%増、秋冬物衣料が好調
2017年11月07日 10:30 / 月次
良品計画(2017年2月期売上高:3332億円)が発表した10月の月次概況によると、直営既存店売上高は1.3%増、ファミリーマート、西友を含むファミリーマート・comKIOSK以外の商品卸売先(L.S)既存店は1.5%減、直営とL.Sの既存店は0.9%増、全社2.9%増となった。
海外供給を除く全社売上高は3.9%増だった。
直営既存店の部門別売上高は、衣服・雑貨12.9%増、生活雑貨5.6%減、食品5.1%減、合計1.3%増。
直営既存店の客数は1.0%増、客単価は0.3%増だった。
順調に気温が低下し、秋冬物の衣料品を中心に売上は大きく上昇したが、月後半は週末に相次いだ台風の影響で客数が伸び悩んだ。
衣服・雑貨では紳士婦人ともにニット、アウターが人気で、特にヤクウール素材とウールシルク素材のセーター、フレンチダウンブルゾンの販売が好調だった。
生活雑貨ではケット、スリッパなどの季節ファブリックのほか、ハウスウェア、ヘルス&ビューティー用品は好調だったが、前期に実施した配送料無料のキャンペーンの影響で、家具全般、家電など大型商品の売上が苦戦した。
食品ではレトルトや新規の菓子が堅調に推移したが、その他のアイテムの売上が前年実績を下回った結果、直営既存店の売上高は前年比で1.3%増となった。
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