日本百貨店協会が発表した1月の外国人観光客の売上高・来店動向によると、外国人観光客招致委員会委員店(93店)での免税総売上高は約217億円(前年同期比24.8%増)となった。
2か月連続のプラスとなり、過去最高の売上となった。春節休暇が、1月下旬にずれていることもあり、一般物品、消耗品とも大きく前年を上回った。一般物品は、昨年2月以来、11か月ぶりに前年をクリアした。
一般物品売上高は約146億9000万円(12.6%増)、消耗品は約70億1000万円(61.4%増)だった。
購買客数は、約33万人(31.0%増)、一人当たり購買単価は約6万6000円(4.7%減)となった。
外国人観光客に人気のあった商品の順位は、化粧品、婦人服飾雑貨、食品、ハイエンドブランド、婦人服。
免税手続きカウンターの来店国別順位は、中国本土、香港、台湾、韓国、タイ、シンガポール、マレーシアの順となった。