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東京地区百貨店/2月の売上2か月ぶりプラス、インバウンド堅調

日本百貨店協会が発表した2月の東京地区百貨店(13社25店)の売上高概況によると、売上高は約1174億円(前年同期比0.6%増)で、2か月ぶりのプラスとなった。

売上高構成比の88.7%を占める店頭売上高は1.4%増、同11.3%の非店頭は5.2%減。

降雪や寒波、冬季五輪観戦による客数減が懸念されたが、その対策として都内各店が積極展開した催事効果、更には春節によるインバウンド需要の盛り上がりもあって、入店客数は2.0%増と4か月連続プラス。売上高も0.6%増とプラスに転じた。

商品別では、天候与件で春物が動かず衣料品(2.0%減)が苦戦した一方、富裕層消費の活況を背景としたラグジュアリーブランドの需要拡大から、身のまわり品(5.0%増)は2か月連続のプラス。雑貨(6.8%増)も15か月連続プラスと依然好調を維持している。

雑貨の細分類で好調要因を見ると、化粧品(6.3%増)は美肌効果の高い美容液や各種キャンペーンが国内外共に人気。

美術・宝飾・貴金属(2.8%増)では、高級輸入時計が増勢を牽引したほか、二桁増のその他雑貨(13.7%増)は、冬季五輪関連商材やシミュレーションゲームとのコラボグッズなど趣味嗜好性の強い分野での需要の高まりが要因となっている。

家庭用品は2.1%増と18か月ぶりにプラス。大幅な伸びを示した家電(70.1%増/6か月
連続増)が押上要因となった。外商特需の影響のほか、美容家電やデザイン性の高い家電など、百貨店と親和性の高い付加価値家電に人気が集まっている。

食料品は、鮮魚や野菜の価格高騰による需要減退、また降雪等が物流に影響し、一部産地からの商品調達に支障が出るなどの影響もあって3.5%減と前年に届かなかった。

年々盛り上がりを見せるバレンタイン商戦は、ギフト催事から自家需要を狙ったスイーツの祭典という方向に企画趣旨を転換してきた結果、集客・売上ともに高伸している。

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