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靴3社/5月既存店売上高、休日少なく3社ともに減収

2018年06月11日 13:20 / 月次

靴3社が発表した5月度営業概況によると、既存店売上高はABCマート前年同月比5.4%減、チヨダ11.6%減、ジーフット8.7%減と3社そろってダウンした。

<ABCマート店舗イメージ>
ABCマート店舗イメージ

■ABCマート(2018年2月期売上高:2542億円)
既存店売上高は前年同月比5.4%減、客数5.9%減、客単価0.5%増
全店は、売上高4.7%減、客数4.9%減、客単価0.2%増

出店1、閉店2。5月末店舗数は964店だった。

5月度は、祝日が1日少なくマイナスに影響した。ゴールデンウィーク以降天候不順であったため、夏物商品の販売が不振だった。

新規で取り組んだアパレルの販売は大変好調となった。

■チヨダ(2018年2月期売上高:1276億円)
既存店売上高は前年同月比11.6%減、客数13.2%減、客単価1.8%増
全店は売上高10.1%減、客数13.1%減、客単価3.4%増

出店2、閉店10、月末店舗数は1072店。5月は14店舗の改装を実施。

5月は、客単価は上昇したものの、客数が減少した。曜日まわりの影響は、祝日と土曜日が重なったことで、2ポイント強のマイナス要因となった。

商品別では、テーマ・ブランド毎に売場編成を見直し、SMU(スペシャル・メーク・アップ、同社限定モデル)を積極的に投入したグローバルブランドスニーカーは、好調に推移したが、子供靴や婦人靴が伸び悩んだ。

販売施策では、まとめ買いセールの実施により、客単価の上昇を図った。

■ジーフット(2018年2月期売上高:972億円)
既存店売上高は前年同月比8.7%減、客数8.2%減、客単価0.5%減
全社売上高は8.1%減

出店0、閉店2、5月31日現在で店舗数897店舗。

5 月度は祝日と土曜日が重なった曜日まわりの影響に加え、スポーツナショナルブランドスニーカーの販売が昨年を下回ったことなどがマイナス要因となった。

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