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家電量販店/6月の売上高、エアコン・テレビ好調で4社が増収

2018年07月27日 14:30 / 月次

家電量販店各社が発表した6月の月次売上によると、ビックカメラ+コジマの全店売上高が11.4%増、コジマ既存店9.9%増、エディオンの全店売上高9.9%増、ケーズホールディングスのグループ売上高11.2%増となった。

一方、、キタムラは14.0%減と低調だった。

<ビックカメラ イメージカット>
ビックカメラ

■ビックカメラ(2017年8月期:売上高7906億円)
ビックカメラ+コジマ売上高11.4%増、うちビックカメラ11.2%増

音響映像商品13.0%増、家庭電化商品11.3%増、情報通信機器商品5.3%増、その他の商品15.2%増

音響映像商品は、テレビやオーディオが好調。一方、デジタルカメラがやや低調だった。

家庭電化商品は、洗濯機、エアコン、理美容家電や冷蔵庫が好調、調理家電が堅調。

情報通信機器商品は、パソコン本体やパソコン周辺機器が堅調、スマートフォンがやや低調に推移した。

その他の商品は、ゲーム、医薬品、スポーツ用品、酒類やメガネ・コンタクトレンズが好調、時計、玩具が堅調だった。

■コジマ(2017年8月期:売上高2327億円)
既存店売上高9.9%増、全店売上高11.8%増

全店のテレビ20.5%増、ブルーレイ・DVD26.3%増、エアコン18.3%増、パソコン(本体のみ)0.3%増、携帯電話19.7%増、洗濯機14.4%増、冷蔵庫12.2%増。

6月は、例年よりも早い梅雨明けによって後半に気温が上昇し、エアコン、扇風機などの季節商品が好調に推移した。

また、テレビ、レコーダーが、高機能モデルへの買い替えやセット販売の促進に加えて、サッカーW杯の影響もあり好調だった。

その他、洗濯機、冷蔵庫、携帯電話が、引き続き買い替え需要の増加や販売施策の強化により好調となった。

出店1で、6月末で141店。

■エディオン(2018年3月期:売上高6862億円)
直営店売上高9.9%増、全店売上高8.8%増
出店4、退店0、6月末店舗1190店

■ケーズホールディングス(2018年3月期:売上高6791円)
グループ計売上高11.2%増、出店1、退店1、月末店舗は496店

音響商品2.5%減、テレビ19.0%増、ブルーレイ・DVD11.8%増、パソコン・情報機器5.2%減、冷蔵庫10.6%増

洗濯機14.3%増、クリーナー2.7%増、調理家電2.7%増、理美容・健康器具2.2%増、エアコン27.6%増

■キタムラ(2018年3月期:売上高1268円)
全店売上高71億5400万円(前年同期比14.0%減)
出退店0店、移転・リニューアルなし

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