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ファミリーレストラン/10月既存店サイゼリヤ1.2%減、ジョイフル3.3%減

2018年11月30日 12:45 / 月次

ファミリーレストラン主要5社が発表した10月の月次営業情報によると、既存店売上高はすかいらーく1.4%増、セブン&アイ・フードシステムズ0.8%増、ロイヤルホスト2.0%増と前年同期を上回った。

一方、サイゼリヤ1.2%減、ジョイフル3.3%減とダウンした。

<ファミリーレストラン イメージカット>
ファミリーレストラン

客数は、すかいらーく2.3%増、サイゼリヤ1.6%減、セブン&アイ・フードシステムズ3.2%減、ジョイフル11.7%減、ロイヤルホスト3.2%減とすかいらーくを除く4社が減少した。

客単価は、すかいらーく0.9%減、サイゼリヤ0.5%増、セブン&アイ・フードシステムズ4.2%増、ジョイフル9.5%増、ロイヤルホスト5.4%増となった。

■すかいらーく(2017年12月期:売上高3594億円)
既存店売上高は1.4%増、客数2.3%増、客単価0.9%減。全店売上高4.1%増。

前年10月と比較して日曜日の日数が1日少なかったことによりマイナス影響があった。

天候については、前年10月は週末の2度の台風によりマイナス影響を大きく受けたこともあり、今年はプラス影響だった。

2017年以降オープンした新店売上高効果が想定通りに上積みされ、全店売上高は4.1%増加した。

バーミヤンでは9月6日より実施している「中華頂上対決」フェアの販売が引き続き好調に推移。

デジタルマーケティングを中心に様々な媒体を駆使した販促活動を強化したことにより、客数が増加した。

リモデルを17店(うち4店が夢庵の個室リモデル、12店舗がステーキガスト)実施し、既存店売上高にプラス影響だった。

10月度新規出店は3店(から好し2店、しゃぶ葉1店)、年度累計は81店となった。

デリバリーは前年同月は悪天候影響もあり売上が好調だったため3%減、一方テイクアウトは前年比12%増と好調を維持した。

ガスト、吉野家、はなまるうどんの3社合同定期券(9月10日から10月21日まで実施)により、ガストで新規顧客の取り込みに成功した。

■サイゼリヤ(2018年9月期:売上高1540億円)
既存店売上高1.2%減、客数1.6%減、客単価0.5%増。店舗数1032店

全店売上高0.6%増、客数0.3%増、客単価0.3%増。店舗数1080店

10月の売上高は、土日祝日の日数が前年同月よりも1日少なかったことが、2%ポイント程度マイナスに影響した。

■セブン&アイ・フードシステムズ(2018年2月期:売上高801億円)
デニーズ
既存店売上高0.8%増、客数3.2%減、客単価4.2%増

全店売上高1.1%減

■ジョイフル(2017年12月期:売上高656億円)
既存店売上高3.3%減、客数11.7%減、客単価9.5%増

全店売上高3.6%減、客数12.0%減、客単価9.5%増

出店1、退店3、店舗数730店。

■ロイヤルホールディングス(2017年12月期:外食事業621億円)
ロイヤルホスト
既存店売上高2.0%増、来客数3.2%減、客単価5.4%増

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