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イオン/8月既存店、お盆帰省自粛でGMS苦戦もスーパー・ドラッグ好調

2020年09月18日月次

イオンが9月18日に発表した8月度の主な連結各社の月次売上高によると、既存店売上高は、総合スーパーのイオンリテール3.3%減、イオン北海道0.4%減、イオン九州0.6%減となった。

一方で、スーパーマーケットのマックスバリュ東海6.7%増、マックスバリュ西日本6.0%増、マックスバリュ九州6.9%増、U.S.M.H8.5%増と好調を維持した。

ドラッグストアのウエルシアホールディングスも10.3%増となり、6カ月連続で前年を超えた。

<主な連結各社の月次売上高前期比伸び率一覧>
主な連結各社の月次売上高前期比伸び率一覧

8月度は新型コロナウイルス感染症の再拡大もあり、お盆期間の帰省自粛、学校の夏期休暇短縮、海水浴や花火大会等のレジャー、イベント中止が相次いだため、旅行や外出、行楽に関連する商品の売上に影響があった。

また、お盆期間の人口流入地域と流出地域では例年とは異なる需要となり、グループ各社は変化する需要の獲得に取り組んだ。

GMS事業の中核企業であるイオンリテールでは、ファッションマスクが含まれる雑貨部門の既存店売上高前年比が約3割増と大きく伸長した。7月下旬から展開を開始した「マスクショップ」を9月中旬より約340店舗にて常設ショップ化し本格展開し、多種多様なニーズに対応する。

遠方への移動が減り、家の中や近隣で過ごす時間が増えたことにより、ゲームなどのホビー商品、自転車、スポーツ用品等のカテゴリーが好調だった。食品は内食需要により2%増と引き続き好調に推移した。お盆期間の需要商品だったデリカの大容量パック等に代わり、生鮮食品や調味料等の普段使いの商品の売上が伸長した。

ネットスーパーは、需要の増加に対応して配送枠を拡大し2割超の売上増加となった。店舗受取サービス実施店舗は8月末で計178店舗となり、取り扱い実績は先月比約5割増と更に伸長した。9月からは、ドライブスルー型の専用レーンやインターホンを設けて更に進化した「ドライブピックアップ!」の本格稼働を開始した。

SM各社でも、内食需要の継続により、生鮮食品や調味料等、普段使いの「ケ型」商品が好調に推移した。加えて帰省の自粛により、寿司・刺身盛り合わせ、焼き肉セット等のハレ型商品は大型サイズよりも家族サイズが好調だった。

ヘルス&ウエルネス事業も、感染再拡大の影響によりマスクやアルコール消毒関連の売上が大きく伸長した。

サービス・専門店事業のイオンファンタジーは夏休み短縮の影響を受けたが、土日の既存店売上高は約30%減、足元では25%減で推移しており、感染者数の減少に伴い今後の更なる回復が見込まれる。

なお、イオンリテールは3月1日付で、東北エリアの食品事業などをイオン東北(旧マックスバリュ東北)に移管したため、既存店は東北を除く6カンパニーの実績となる。

イオン北海道は3月1日付で、マックスバリュ北海道を吸収合併、マックスバリュ東海は2019年9月1日付で、マックスバリュ中部を吸収合併している。

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