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ドラッグストア/8月既存店売上高ウエルシア10.3%増、ツルハ4.8%増

2020年09月30日 16:20 / 月次

ドラッグストア主要5チェーンの8月の営業概況によると、既存店売上高は、ウエルシアHD10.3%増、ツルハHD4.8%増、コスモス薬品12.7%増、サンドラッグ7.5%増、マツモトキヨシHD1.8%減となった。

■ウエルシアホールディングス(2020年2月期:売上高8682億円)
既存店売上高10.3%増、客数4.3%増、客単価6.0%増。
うち物販売上11.0%増、調剤7.0%増。
全店売上高15.8%増、客数10.5%増、客単価5.3%増。

ウエルシア薬局10.3%増、シミズ薬品12.8%増、丸大サクラヰ薬局9.6%増、MASAYA4.6%減、金光薬品16.2%増、グループ計10.3%増。
処方せん受付枚数130万914枚。

■ツルハホールディングス(2020年5月期:売上高8410億円)
既存店売上高4.8%増、客数0.5%増、客単価4.3%増。
全店売上高7.4%増、客数4.4%増、客単価2.9%増。
開店12、閉店7、総店舗数は2359店。

「全店」および「既存店」数値には、JR九州ドラッグイレブン、FC店の実績を含んでいない。

■コスモス薬品(2020年5月期:売上高6844億円)
既存店売上高12.7%増、全店売上高18.0%増。
出店4、閉店0、総店舗数1073店。

■サンドラッグ(2020年3月期:売上高6177億円)
グループ合計既存店売上高7.5%増、全店6.1%増。
ドラッグストア事業既存店売上高7.5%増、全店1.7%増。
ディスカウントストア事業既存店売上高7.6%増、全店12.7%増。

ドラッグストア2店、ディスカウント事業で1店出店した。

■マツモトキヨシホールディングス(2020年3月期:売上高5905億円)
HD小売既存店売上1.8%減、小売全店売上0.1%増、FC売上3.9%増、HD売上合計0.2%増。HD薬粧客数(既存店)は0.1%増。マツモトキヨシ既存店小売売上伸び率5.7%減。

8月の天候は、気温が全国的に高く、東・西日本では記録的な高温となった。東・西日本太平洋側では、降水量は少なく、日照時間は多くなった。

医薬品と化粧品は苦戦しているものの、前月に引き続き、回復傾向が見られる。また、郊外型店での需要も堅調さを維持している。

インバウンド売上は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による入国制限などにより、免税全店売上は激減した。

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