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イオン/5月は在宅需要をとらえ、イオンリテール既存店1.8%増

2021年06月10日 14:30 / 月次

イオンが6月10日に発表した5月度の主な連結各社の月次売上高によると、既存店売上高(前年同期比)は、総合スーパーのイオンリテール1.8%増、イオン北海道1.1%減、イオン九州0.4%減だった。

また、スーパーマーケットのマックスバリュ東海2.9%減、マックスバリュ西日本3.3%減となった。ミニストップは3.2%増だった。ドラッグストアのウエルシアホールディングスは4.3%増となった。

<主な連結各社の月次売上高前期比伸び率一覧>
主な連結各社の月次売上高前期比伸び率一覧

5月度は、緊急事態宣言の対象地域が4都府県から10都道府県に拡大した。対象地域のショッピングモールでは、各自治体の要請に準じて生活必需品以外の専門店の臨時休業や営業時間短縮の対応をした。

一方で、総合スーパー、食品スーパー、ドラッグストア各社は、地域に生活必需品を提供するため、防疫対策を徹底したうえで営業を継続し在宅需要に応えた。

総合スーパー事業のイオンリテールは、外出自粛に伴う生活者の在宅需要をとらえ、農産、水産、畜産の生鮮3部門やリカー部門がコロナ前の前々年対比で約1割、惣菜・弁当部門も前年比で約1割の売上伸長となった結果、食品部門の既存店売上は、前年・前々年を上回った。

一方、非食品部門は、外出に関連する商品の売上に影響が残るものの、コロナ下で拡大する新しい需要に対応した、ウォーキングやおうちフィットネス関連商品を提供するスポージアム部門が前々年対比で約4割、ホビー部門が約2割、既存店売上高ベースで伸長した。

また、2001年に業界初となる「イオンの24色ランドセル」を発売以来、進化を続けてきたランドセルにおいては、急速に進行する小学校でのICT積極的活用を見越してタブレットケース付の軽量モデルなどの品ぞろえを強化し、既存店ベースで前年の2倍超、同前々年対比で4割増と大変な好評となった。

スーパーマーケット事業各社の既存店前年比には、前年コロナ特需の反動影響があるものの、内食需要の獲得により、各社、総じて前々年の既存店実績を超えた。ヘルス&ウエルネス事業のウエルシアホールディングスでは、調剤売上が既存店前年比で2桁増となるとともに、物販売上も3カ月振りに前年増に転じた。

サービス・専門店事業各社は、前年の全国的な営業制限からの反動増もあり既存店売上は前年を上回った。

なお、マックスバリュ西日本は、2021年3月1日付けで、旧マルナカと旧山陽マルナカと合併した。イオン九州は2020年9月1日付けで、マックスバリュ九州と合併した。

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