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日本百貨店協会/9月売上は2カ月連続マイナスで4.3%減

2021年10月25日月次

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日本百貨店協会が10月25日に発表した9月の全国百貨店売上高概況によると、全国の百貨店(調査対象73社・190店)の売上総額は約3188億円(前年同月比4.3%減)だった。

9月の売上高は4.3%減、入店客数は12.2%減と、ともに2カ月連続のマイナスとなった。緊急事態宣言とまん延防止等重点措置による、主要顧客の外出自粛などが影響した。半面、感染者数が減少するに連れ、中旬以降、売上・集客ともに一部回復傾向も見られた。厳しい商況の中、巣ごもり需要と高額品は引き続き好調だったほか、各社が実施した外商催事や組織顧客向け施策などが業績を下支えした。なお、消費増税前の駆け込み需要があった前々年比では、売上高36.4%減、入店客数38.6%減となった。

顧客別では、国内市場4.6%減(2カ月連続/シェア99.1%/前々年比33.6%減)、インバウンドは42.4%増(2カ月ぶり/シェア0.9%)だが、前々年比では88.1%減と厳しい状況に変化はない。

地区別では、大都市(10都市/2カ月連続/前々年比37.7%減)が3.5%減、地方は6.2%減(10都市以外の地区/4カ月連続/前々年比32.8%減)と、大都市と地方の差は、前月より4.3ポイント縮小した。東京(0.7%増)と中部(5.7%増)の2地区は前年をクリアした。

商品別では、食料品がほぼ前年並みとなった。物産展など食品催事のほか、和洋菓子や弁当、惣菜、和洋酒が好調だった。生鮮食品は低温による葉物野菜の高騰などもあり苦戦した。また、富裕層を中心に、ラグジュアリーブランドや時計、宝飾品など高額品への強いニーズは継続しており、美術・宝飾・貴金属は8カ月連続で前年実績を上回った。衣料品は、ビジネス関連は厳しいものの、一部秋物商材やコート、ジャケット、セーターなどが動いた。

各店では新型コロナ感染対策を徹底しつつ、顧客接点の拡大や様々な営業施策を積極的に進めている。これから年末商戦が本格化するが、特に受注がスタートしたおせちは、ECを中心に好調な滑り出しを見せている。

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