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日本フードサービス協会/12月外食売上9.5%増、19年比8.0%減

2022年01月25日月次

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日本フードサービス協会が発表した外食産業市場動向調査によると、外食産業の12月度売上状況は、前年同月比9.5%増となった。

飲食店への営業制限がなかった12月の全体売上はコロナ禍第3波の影響を受けた前年と比べて9.5%増となったものの、コロナ前の一昨年比では8.0%減と、外食産業の売上は厳しい状況が続いている。

年末の帰省需要など、少人数の外食需要の一部で戻りがみられたが、全体としては夜間の外食需要は戻っていないという。特に大口の企業宴会などが戻っていない飲酒業態は、一昨年比で45.3%減となっている。

ファストフード業態は、全般的に好調で売上は4.9%増、一昨年比1.3%増と、コロナ禍前の売上をも上回った。

「洋風」は海外からの食材調達に支障が生じたためメニュー提供の制限を余儀なくされたところもあったが、引き続きテークアウト、デリバリー、ドライブスルーが堅調で、売上3.6%増、コロナ禍前の一昨年対比では9.4%増となっている。

「和風」は、メディア露出や新商品の展開が奏功し、売上は7.7%増、一昨年比でも2.2%増と上回った。

「麺類」は、商業施設への来店が戻りつつあり、全体売上3.9%増となるも、一昨年比では15.3%減。「持ち帰り米飯・回転寿司」は、「回転寿司」業態において年末の帰省客が増加したことなどが寄与し、売上は5.0%増となった(一昨年比3.4%減)。「その他」は、「アイスクリーム」で月末寒波の影響があったが、各商業施設で客足が戻ったことで、売上7.7%増となった。しかし、一昨年比では9.2%減とコロナ前の水準には達していない。

ファミリーレストラン業態の全体売上は12.9%増となったが、一昨年比12.8%減。「洋風」はアルコールのお得なキャンペーンなどの好評で、売上は11.6%増となったが、一昨年比は18.4%減となった。「和風」は年末の少人数による宴会需要を一部取り戻し前年比12.9%増(一昨年比17.4%減)。

一方「中華」は、これまで好調を維持していた店外需要のみならず、店内需要も戻り、売上10.7%増、一昨年比でも2.0%増となった。「焼き肉」は、年末にかけて郊外店舗を中心に客足が好調で、前年比で売上19.0%増、前々年比でも1.9%増となっている。

飲酒業態はコロナ下で営業制限がなくなった初めての年末となった。年末を中心に少人数の個人客の戻りが見られたこともあり、コロナ第3波の影響を大きく受けた昨年と比べると、売上は44.3%増となったが、企業の忘年会などの予約がほぼない中、コロナ前の一昨年比では45.3%減に過ぎない。「パブ・ビアホール」の売上は、昨年比60.2%増となるも一昨年比は43.7%減、「居酒屋」も同様に昨年比は売上38.0%増であったが、一昨年比では46.0%減に留まった。

ディナーレストラン業態は法人の利用は未だ低調が続くも、個人単位での利用は比較的底堅く推移した。高単価の店の需要は高く、売上は24.8%増になったが、一昨年比では21.2%減。

喫茶業態は月間を通じて目立った規制もなく営業でき、またクリスマスのキャンペーンが奏功したことなどから、売上は11.9%増、一昨年対比では19.9%減だった。

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