良品計画/5月はGWに価格プロモーション縮小で既存店売上15.9%減
2023年06月19日 10:00 / 月次
無印良品を展開する良品計画(2022年8月期売上高:4961億円)が発表した5月の月次概況によると、オンラインストアを含む直営既存店は、前年比で売上高15.9%減、客数17.0%減、客単価1.4%増となった。オンラインストアを含む直営全店は売上高5.4%減、客数7.4%減、客単価2.1%増だった。
<5月月次>
売上高 前年比 | ||
直営既存店+オンラインストア | 84.1% | |
部門 | 衣服・雑貨 | 92.1% |
生活雑貨 | 81.1% | |
食品 | 77.1% | |
直営合計+オンラインストア | 94.6% | |
部門 | 衣服・雑貨 | 103.0% |
生活雑貨 | 90.2% | |
食品 | 90.8% |
直営既存店の部門別売上前年比は、衣服・雑貨7.9%減、生活雑貨18.9%減、食品22.9%減となった。また、直営全店の部門別売上前年比は、衣服・雑貨3.0%増、生活雑貨9.8%減、食品9.2%減だった。店舗数は、直営既存店346店、直営全店+LS555店となった。
5月は、前年と比べ、ゴールデンウィーク中に価格プロモーションを縮小した影響が大きく、中旬以降、涼感シリーズのアパレルやファブリックス等の季節商材を中心に若干持ち直したものの、前半のマイナス分をカバーするには至らず、既存店売上は前年を下回った。
なお、前年より土日祝日が1日少なかったため、2ポイントのマイナス影響があると見込んでいる。
■良品計画の関連記事
良品計画/「洗いなおした服」「染めなおした服Tシャツ」取扱店舗拡大
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。