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カジュアル衣料/5月既存店ユニクロ4.4%増、しまむら6.7%増

2023年06月21日 10:30 / 月次

カジュアル衣料4社の5月度の営業概況によると、既存店売上はユニクロ4.4%増、しまむら6.7%増、西松屋4.8%増、ハニーズ6.6%増となった。

<5月実績>

社名 既存店売上高前年同月比 全店売上高前年同月比
ユニクロ 4.4%増 9.0%増
しまむら 6.7%増 6.7%増
西松屋 4.8%増 7.7%増
ハニーズ 6.6%増 8.4%増

■国内ユニクロ事業(2022年8月期:売上高8102億円)
既存店(708店)+Eコマースの売上高は4.4%増、客数3.7%減、客単価8.4%増
直営店(798店)+Eコマースの売上高は9.0%増、客数0.7%増、客単価8.3%増
出退店は、出店1店、退店2店だった。

5月は、夏物商品やトレンドを捉えた商品の販売が好調だったことで、既存店売上高は増収となった。

■しまむら事業(2023年2月期:売上高6161億円)
既存店売上は6.7%増
全店売上6.7%増、客数1.9%増、客単価4.7%増
出店2、退店1で月末店舗数1419店

5月度は、お出かけ需要の拡大や気温の上昇により、婦人・紳士・子供の夏物のアウター衣料や服飾雑貨、肌着や靴下が売上を伸ばした。アウター衣料ではPB「CLOSSHI」やJB「SEASON REASON」のTシャツやブラウス、ジップパーカやパンツが好調だった。服飾雑貨ではバッグや帽子、アームカバーや日傘が売上を伸ばした。

■西松屋チェーン(2023年2月期:売上高1695億円)
既存店売上高4.8%増、客数1.2%減、客単価6.1%増
全店売上7.7%増、客数1.9%増、客単価5.6%増
出店8店、退店0店で、月末店舗数は1083店舗

5月は、気温の上昇に伴い夏物衣料の売上高が伸長した。加えて、育児・服飾雑貨の売上高も期間を通じて好調に推移した。

■ハニーズ(2022年5月期:売上高476億円)
既存店売上高6.6%増、客数3.4%減、客単価10.3%増
直営店売上高8.4%増、客数2.3%減、客単価10.4%増
出店4、退店0、月末店舗数871店

5月は、GWの売上が好調だったことと、月を通して初夏物の販売が順調に推移したことで、既存店売上は前年を上回った。商品としては、ブラウス、ジャケット、ニットが売れ筋となった。

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