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総合スーパー/8月はイオン3.6%増、PPIH9.1%増、ヨーカドー2.5%増

2023年09月29日 13:25 / 月次

流通ニュースがまとめた総合スーパー主要3グループの月次営業情報によると、8月の既存店売上(前年同月比)は、イオンリテール3.6%増、PPIH(国内リテール主要4社)9.1%増、イトーヨーカドー2.5%増となった。

<8月の実績>

社名 既存店売上高(前年同月比) 全店売上高(前年同月比)
イオンリテール 2.5%増 2.0%増
PPIH 9.1%増 10.3%増
イトーヨーカ堂 2.5%増 2.0%増

イオンリテール(2023年2月期:売上高1兆5956億円)
既存店3.6%増、全店6.1%増

総合小売事業のイオンリテールでは、お盆前後の節約志向に応え、暮らしの品をジャストプライスで展開したほか、家族や親戚と久しぶりに囲む食卓に適した「ハレ型」の品揃えを強化した結果、既存店売上高が14カ月連続で前年実績を超えた。衣料では、コロナ後の環境変化により社会行事が再開され花火などが伸長したことに加え、猛暑が続く中、夏物商品やトラベルグッズが好調に推移し、既存店売上高は前年実績を1割近く上回った。

食品では、本まぐろやかんぱち、真鯛などが入った刺身盛り合わせや、肉質4等級以上の黒毛和牛を使用した焼肉セットなどの価値ある上質な商品の品揃えを拡充したことなどが奏功し、既存店売上高が前年実績を、12カ月連続で超えた。また、化粧品やペット用品、インバウンド需要を取り込んだファーマシーなどが好調なヘルス&ビューティケアの既存店売上高が前年を、18カ月連続で上回った。

PPIH(2022年6月期:売上高1兆8312億円)
・国内リテール主要5社(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店、ユニー)
既存店売上9.1%増、客数1.1%増、客単価7.9%増、対象店舗数594店
全店売上高10.3%増、対象店舗618店

・ディスカウント事業(ドン・キホーテ、長崎屋、UDリテール、橘百貨店)
既存店売上高12.0%増、客数2.6%増、客単価9.2%増。家電製品7.0%減、日用雑貨品17.1%増、食品9.7%増、時計・ファッション用品14.7%増、スポーツ・レジャー用品9.9%増、対象店舗463店。全店売上高14.3%増、店舗数487店

・GMS事業(ユニー)
既存店売上高1.3%増、客数2.6%減、客単価4.1%増
衣料品10.8%増、住居関連品0.9%増、食品0.2%増
対象店舗数131店。全店売上高0.2%減、店舗数131店

イトーヨーカ堂(2023年2月期:売上高6542億円)
既存店総売上高(SC計)2.5%増、商品売上0.7%増、客数1.4%増、客単価0.7%減、テナント6.7%増
全店総売上計2.0%増、うち商品売上0.2%減、テナント他6.9%増

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