ファミリーマート/5月、既存店売上高33カ月連続の前年越え

2024年06月10日 15:51 / 月次

ファミリーマートが発表した5月の月次営業報告によると、既存店売上高は前年同月比3.0%増、客数2.4%増、客単価0.6%増となった。全店売上高は0.6%増だった。

<5月の売上状況>

既存店 売上高 3.0%増
客数 2.4%増
客単価 0.6%増
全店 売上高 0.6%増

既存店は、2カ月連続で日商、客数、客単価全ての指標で前年を上回り、日商は33カ月連続で前年超えを達成。カード・チケットの影響を除いた既存店日商は2.3%増と前年を上回った。

コロナ5類移行後、初のゴールデンウィークを迎えた5月は、人流回復が追い風となり、人気商品のファミチキのアレンジ商品を発売したおむすびなど、中食商品の好調継続が売上をけん引した。爽快感たっぷりの人気フレーバー商品を集めた「チョコミントフェア」が好調に推移するなど、オリジナル商品の「ファミマル」を中心とした商品や販売促進が、客数や売上の押上げに貢献している。

また、2019年7月にサービスを開始したスマホアプリ「ファミペイ」が、累計2000万ダウンロードを突破した。

独自性のあるSDGsの取り組みとして、廃棄物の削減や商品の持続可能な調達を目的に、水産物の代替食品を用いた海鮮巻や、これまで捨てられていたカカオ果肉を有効活用した飲料も発売。店舗のイートインスペースを展示場所として利用し、障がいのある人が描いた絵画を展示するアート展「ファミマギャラリー」も開催した。

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