ショッピングセンター/9月既存店売上7.3%増、3連休で国内旅行客が増加
2024年10月25日 17:51 / 月次
- 関連キーワード
- ショッピングセンター
- 商業施設
- 日本ショッピングセンター協会
日本ショッピングセンター協会が10月25日に発表した9月のショッピングセンター(SC)販売状況によると、既存SCの売上高は前年同月比7.3%増だった。
月度 | 総合 | テナント | キーテナント |
7月 | 2.7%増 | 3.2%増 | 0.8%増 |
8月 | 7.1%増 | 8.1%増 | 3.7%増 |
9月 | 7.3%増 | 8.2%増 | 4.2%増 |
前年に比べて休日数が1日多く、3連休が2回あったことや、館内外でのイベント開催、ポイントアップなどの販促施策による来館が売上につながり、前年を上回ったという。
立地別にみると、中心地域は総合で7.5%増、周辺地域は総合で7.2%増となった。インバウンド客に加え、3連休で国内旅行客の来館が増えたことで、立地を問わず売上につながったSCが多い。
業種別にみると、「ファッション」は全国的に残暑が続いたことで月前半は夏物商材が稼働、月後半に気温が低下してから秋物商材が稼働し始めた。「雑貨」は暑さ対策商品のほか、鞄などの旅行用品も好調となる。
「飲食」は国内外旅行客や館周辺でのイベント参加客の来館が売上につながり、「サービス」は旅行関係、リラクゼーション、エステなどの美容関係が好調だった。
■ショッピングセンターの関連記事
ショッピングセンター/8月既存店売上7.1%増、夏祭りなどイベントで来館者増
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。