コンビニエンスストア/11月既存店2.4%増、ブラックフライデーなど販促好調

2025年12月22日 14:19 / 月次

日本フランチャイズチェーン協会が発表した11月のコンビニエンスストア統計調査月報によると、既存店ベースの売上高9509億5300万円(前年同月比2.4%増)、来店客数12億7054万9000人(1.3%減)、平均客単価748.5円(3.7%増)となった。

月度 売上高
全店前年比 既存店前年比
4月 2.3%増 2.0%増
5月 3.1%増 2.5%増
6月 3.8%増 3.7%増
7月 2.6%増 2.0%増
8月 2.2%増 2.1%増
9月 1.8%増 1.2%増
10月 1.4%増 1.1%増
11月 2.7%増 2.4%増

全店ベースの売上高9899億6500万円(2.7%増)、店舗数は5万6007店(0.6%増)、来店客数13億3353万2000人(1.4%減)、平均客単価742.4円(4.1%増)だった。

11月は、売上高は全店・既存店ともに9カ月連続のプラスとなった。

ブラックフライデーをはじめとする販促施策等により、おにぎり、調理パン、揚げ物、菓子が好調に推移。客単価も伸びたことから、全店・既存店ともに売上高が前年を上回っている。

また、昨年と比べ気温が低かったことにより、中華まん、カウンターコーヒー、ホット飲料も好調だった。

客数は全店は4カ月連続のマイナス、既存店は5カ月連続のマイナスだった。

客単価は、全店・既存店ともに11カ月連続のプラスとなっている。

既存店ベースの商品別売上高は、日配食品前年同月比3.1%増、加工食品1.9%増、非食品1.7%増、サービス4.0%増となった。

既存店ベースの商品別売り上げ構成比は、日配食品36.0%、加工食品27.6%、非食品31.9%、サービス4.5%。

調査の対象は、JFA正会員コンビニエンスストア本部7社。セイコーマート、セブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ポプラ、ミニストップ、山崎製パンデイリーヤマザキ事業統括本部、ローソン。

コンビニエンスストア/10月既存店1.1%増、客数2.2%減

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