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流通経済研究所/ID-POSデータ活用講座「実践編」演習と解説(Web開催)

2020年07月27日 13:30 / セミナー

流通経済研究所は8月21日、8月28日、「ID-POSデータ活用講座3 実践編~ID-POSデータ活用の実践的スキルを磨く~」を開催する。

ID-POSデータ活用の基本を理解している人が、幅広い領域でのID-POSデータ集計・分析に関する実践的なスキルを習得することを目的とした講座。

<ID-POSデータを活用した課題解決ステップ>
ID-POSデータを活用した課題解決ステップ

「課題に応じた分析手法の選択」「目的に応じた分析条件(範囲・期間・会員など)の設定」「集計結果に応じた深堀り分析の選択・実施」「集計結果の評価、解釈、打ち手への落とし込み」「正しい集計と結果の解釈ための統計知識の理解」といったスキルの習得を目指す。

演習では、「売上の要因分解と各種ID-POS指標の算出」「会員年代別分析」「バスケット分析」「期間併買分析」「トライアル・リピート分析」「競合分析(購買スイッチ分析と購買条件付ランキング分析)」「購買SKU数と最多購買SKUシェア」といった分析手法を中心に解説。ノートPC上でデータを扱いながら、具体的な分析パターンや読み取り方を学ぶ。

■開催概要
開催日:8月21日(金)・28日(金)(2日間コース)
時間:10:00~17:00
場所:Web開催
費用:6万円(夏期開催のみの特別価格、通常8万円)
定員:12名

■詳細・申込
https://www.dei.or.jp/school/kouza_idjissen

■プログラム
実践編の講義は基礎編、応用編でカバーしなかった必要最低限の内容にとどめ、演習に多くの時間を割りある。

演習では、「ID-POSデータを活用の各ステップで適切な選択(分析手法、分析条件、指標等)」「ID-POSデータの集計・加工での注意すべき点の理解と分析スキルの体得」「集計結果の読み取り・解釈・打ち手の考案」にフォーカスし、総合的なスキルアップを目指す。

▼1日目 8月21日(金)10:00~17:00
オリエンテーション

講義
 ○ID-POSデータ 分析・集計のポイント
 ・統計の基礎とデータ集計の要点(データ取扱いの留意点)
 ・ID-POS指標の理解と取り扱いの注意点
 ・集計対象会員の絞り込み

演習
演習1:ID-POS指標からのカテゴリー課題発見と深堀り
演習2:会員属性によるID-POS指標の深堀り
演習3:会員属性を使った集計と読み取り
演習4:カテゴリー併買分析の算出と読み取り
演習5:購買履歴データからのサブカテゴリー別バラエティ指向の算出

▼2日目 8月28日(金)10:00~17:00

講義
 ・トライアル・リピート分析の考え方と応用
 ・ブランド・スイッチに関する分析と解釈
 ・分析・提案のストーリーを考える
 ・ID-POSデータのグルーピング・ゾーニングへの活用

演習
 演習6:カテゴリー内での単品の位置付けを明らかにする
 演習7:新製品のトラッキング
 演習8:ID-POSデータを使った販促評価
 演習9:商品改廃におけるID-POSデータの活用
 演習10:ID-POSデータによるカテゴリー購買間隔の算出

■Web開催への変更と演習の進め方について
7月に入ってからの新型コロナウィルス感染者数の拡大に伴い、本講座の開催形式を「会場開催」から「Web開催」に変更する。

講座は、午前中は講義、午後は受講者がExcelを使っての演習と解説の繰り返しという構成で進める。

講義と解説は受講者全員に対して行い、演習ではzoomのブレークアウトセッション機能を使い、会場で実施する場合と同様に、講師が受講者それぞれの課題進捗を確認しながら個別に課題遂行のアドバイスを行う、という形で進める。

会場で実施する従来の形態では2日間で8万円の受講料だが、今回は演習も含めてオンラインで行うという新しい試みでもあり、特別価格として6万円で案内する。

■問い合わせ
流通経済研究所
教育・研修 担当:伊藤、祝(いわい)
TEL:03-5213-4532
FAX:03-5276-5457

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