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ID-POSデータ活用/クロスMD企画・購買者特性に基づく売り方学ぶ10月29日開催

2021年10月08日 12:50 / セミナー

流通経済研究所は10月29日、「ID-POSデータ活用講座2応用編」をオンライン開催する。

ID-POSデータは、POSデータと異なり「顧客視点」でカテゴリー、単品の「買われ方」を数値で把握し、「売り方」に生かすことができる強力なツールだ。

「応用編」である今回の講座は、ID-POSデータの基礎的な理解とカテゴリー実績の改善に焦点をあてた「基礎編」に対し、より幅広い領域でのID-POSデータ活用の習得を目的としている。

さまざまな分析事例を交えた講義と演習を通じて「プロモーションやクロスMDの企画」「店頭施策結果の顧客の購買視点での評価」「購買者の特性に基づく単品の売り方開発」「取り扱い継続の判断」「新製品導入後のフォロー」などの領域におけるID-POSデータの活用を学ぶ。

<主なカリキュラム>
主なカリキュラム

メーカー、卸売業、小売業などでID-POSデータ分析を担当し、「ID-POSデータを使うことはあるが、いつも決まった使い方しかしていない」「バスケット分析は一応わかるが実務にうまく生かせていない」「単発になりがちな取組を何とかしたい」「新商品の導入後、適切な販促提案したい」「自社商品の位置付けを明らかにして商談に生かしたい」といったビジネスパーソンのニーズに対応した内容となっている。

2016年の開講以来、250人以上が受講している。

■開催概要
開催日:2020年10月29日(金)13:00~17:30
開催方法:Zoomを用いたWeb配信(ライブ)
受講料:1人につき33,000円(消費税別)
※参加希望人数により、個別企業向けの講座開催も可能

■詳細・申込はこちら
https://www.dei.or.jp/school/kouza_idouyo
■カリキュラム
ID-POSデータの特徴(復習)
さまざまな会員分類の理解と活用
ID-POSデータの活用範囲を広げる
・カテゴリー課題の発見と深堀り
・カテゴリーの「買われ方」を知り「売り方」に生かす
-購買者属性に基づくターゲット設定
-ブランドロイヤル・バラエティシーキング指向
-併買分析からの購買者プロファイリング
・ID-POSデータを使った単品分析
-単品購買者の特徴とポジショニング
-トライアル・リピート購買分析の活用
-購買スイッチ分析と競合分析
・期間併買のターゲティング販促への活用
・定番棚割りへのID-POSデータの活用
-CDT(グルーピング基準)の作成
-商品改廃とリピート率の確認
-店舗クラスターと品ぞろえ

演習
・バスケット分析帳票の読み取りからのクロスMD企画
・ターゲティング販促対象会員の選定
・目的に合った指標と集計の選択

■講師
流通経済研究所 主任研究員 教育・研修事業担当
祝 辰也(いわいたつや)
プロフィール:
・外資系金融サービス会社を経て、1992年流通経済研究所入所
・2003年から2015年まで小売向けデータサービス会社、市場調査会社に勤務
・2015年4月流通経済研究所に復帰・現職、公開講座の他、個別企業(メーカー、卸、小売)向け研修を数多く担当
主な研究領域:
・POS・ID-POSデータ分析・活用、ショッパー行動、小売マーケティング
主な著書・論文:
・「これだけは知っておきたいインストア・マーチャンダイジングの基礎知識」 『AJS Network』連載 2016年7月~2018年4月
・「シニア・ショッパーに関する10の定説を検証する」 『流通情報』2017年1月
・「カテゴリー・マネジメントを成功に導くためにⅠ~Ⅳ」、『流通情報』、2003年5月~10月(No.407~412)
・『インストア・マーチャンダイジングがわかるできる』、ビジネス社、2001年(共著)

■Web配信(ライブ)による受講について
・事前にテキストを郵送。
・質疑応答は、配信ツール(Zoom)のチャットで送信、講義中または終了後に回答。

■問い合わせ先
流通経済研究所 教育・研修
担当:伊藤、祝(いわい)
住所:東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル10階
TEL:03-5213-4532 
FAX:03-5276-5457

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