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グランベリーモール跡地/体験型施設・アウトレットなど約200店、2019年度開業

2017年02月17日 19:33 / 店舗

東京急行電鉄は2月17日、南町田駅前に2019年度を目途に、新しい商業施設を開業すると発表した。

<計画の俯瞰イメージ>
計画の俯瞰イメージ

田園都市線南町田駅周辺において、町田市とまちづくりに関する協定を締結し共同で推進している「南町田拠点創出まちづくりプロジェクト」に基づき、隣接する駅や鶴間公園と一体となった新たな商業施設を開発するもの。

2月12日に閉館した「グランベリーモール」の敷地を再整備するもので、駅・公園・商業施設の周遊性向上や周辺環境と調和した商業施設によるにぎわいの創出を目指す。

<南町田駅からみた商業施設>
南町田駅からみた商業施設

施設名称は未定で、店舗数を従来の2倍の約200店とし、グランベリーモールで好評だったアウトレットをさらに拡充するとともに、ライフスタイル提案型の物販や飲食店などをそろえる。

施設コンセプトを「生活遊園地~くらしの楽しいがあふれるエンターテイメントパーク~」とし、街歩きの楽しさを感じられる買物空間、食、遊び、ライフスタイルなどをテーマにした体感型施設「くらしのエンターテイメント空間」を備えた商業施設、豊かな自然を感じながら異なる楽しみ方ができる7つの広場を設ける。

<商業施設の外観>
商業施設の外観

敷地内は、2層または3層を中心としたオープンモールとし、駅から商業施設や鶴間公園、周辺住宅地までの周遊性を高める歩行者ネットワークを整備する。

<広場のイメージ>
広場のイメージ

同時期に南町田駅のリニューアルを行い、公園や商業施設と融合した開放的な駅空間にするとともに、エスカレーターやホームドアを設置し、安全性と利便性の向上を図る。

<商業施設のデッキのイメージ>
商業施設のデッキのイメージ

2015年度の南町田駅の1日平均乗降客数は3万4030人で、地元住民から来街者まで、さまざまな人の暮らしを充実させる、時間消費とエンターテイメントの要素を兼ね備えた全く新しいライフスタイルセンターを目指す。

商業施設デザインには、世界的に著名なラグアルダ・ロウ・棚町建築事務所のデザイナーであるPablo Laruarda(パブロ・ラグアルダ)氏を起用した。

デザインコンセプトに「ヴィレッジ型空間」を掲げ、街や自然との調和を図るとともに、歩くたびに新しい発見や出会いが生まれる魅力ある商業施設空間を提供する。

施設概要
所在地:東京都町田市鶴間3-3-1、4-1他
敷地面積:約8万3000m2
延床面積:約15万1000m2
店舗面積:約5万3000m2
店舗数:約200店
駐車場:約2100台
着工:2017年5月頃
開業予定:2019年度

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