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成城石井/トリエ京王調布に飲食店融合をした新業態の旗艦店

2017年09月08日 18:17 / 店舗

成城石井は9月29日、自社としては初めての試みとなる新業態の旗艦店「成城石井 トリエ京王調布店」をオープンする。

<成城石井 トリエ京王調布店>
成城石井 トリエ京王調布店

2017年で創業90周年を迎えたことを記念する大型施策の一つとして、スーパーマーケットと飲食を融合させた「グローサラント」型店舗を出店するもの。

グローサラントとは、食料品店を意味するグロサリーとレストランをかけ合わせた欧米で使われている造語で、レストランに負けないクオリティの食事を、店内あるいは店舗敷地内で提供するサービスのことを指す。

店内で本格的な食事を楽しめるグローサラントは、今アメリカで注目を集めている業態。トリエ京王調布店では、成城石井のこだわりのある旬の商品を使用したメニューを提供する場として、飲食スペース「SEIJO ISHII STYLE DELI&CAFE」を同時にオープンする。

<SEIJO ISHII STYLE DELI&CAFE>
SEIJO ISHII STYLE DELI&CAFE

高品質で安心・安全にもこだわった旬の食材を使用し、家庭の食卓で楽しむような一食完結型のメニューを提供する予定だ。

スーパーマーケット成城石井で販売するこだわりのある旬の食材を、一番おススメの食べ方でいち早く提供するのが特徴。

自社の飲食事業を担うシェフが、食材本来の味を活かしたメニューを考案し、旬の食材を新鮮な状態で調理し、おいしい食べ方でお客に提案する。子どもから大人まで楽しめる幅広いメニューを用意する。

提供するメニューは、家庭でも再現できるレシピとして提案する。成城石井ならではの食材のおいしい食べ方を、レシピカードを通して届ける。

おいしいものを「買う」だけではなく、「食べる」楽しみを提供。成城石井の買い物のついでに食事を楽しんでもらう。

買い物中にお腹が空いたときや、仕事帰りに料理をする元気がないときなど、さまざまなシーンでの利用を想定する。

スーパーマーケットと飲食を融合させた業態だからこそ実現可能な、成城石井ならではの新しい食の楽しみ方を提案する。

<店内イメージ>
店内イメージ

成城石井最大の店舗面積約660m2を展開し、スーパーマーケットの売場にはバイヤーたちが世界中から厳選した約1万1500アイテムの商品をそろえる。

取扱予定商品は、青果・精肉・鮮魚・乳製品・日配品・グロサリー・酒・菓子・パン・惣菜・弁当・雑貨など。

調布は、「映画のまち」として知られている。1933年に多摩川製作所が作られ、その後、1950年代の日本映画最盛期には調布の地で映画製作が活発に行われた。

現在も日活調布撮影所・角川大映スタジオをはじめ、映画・映像関連企業が集まっている。

トリエ京王調布店は、「映画のまち調布」に寄り添い、映画をイメージした内装を採用した。

店内の一部には撮影スタジオの雰囲気を意識した照明器具やサインを設置し、店内のメイン通路には、アカデミー賞のレッドカーペットをイメージしたデザインもあしらった。

同店の開業で成城石井は全国に157店、都内では75店目の出店となる。

店舗概要
所在地:東京都調布市布田4-4-22
トリエ京王調布A館1階
TEL:042-426‐7528
通常営業時間:9時~23時
売場面積:約660m2(売場面積約600m2、イートイン面積約60m2)

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