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新業態「タニタカフェ」/有楽町駅に旗艦店、100店舗出店目標

2018年03月08日 14:15 / 店舗

タニタは5月下旬、健康的な食を提供する「タニタ食堂」に続き、新業態「タニタカフェ」の旗艦店「タニタカフェ有楽町店」をJR有楽町駅構内のルミネストリートにオープンする。

<タニタカフェ有楽町店>
タニタカフェ有楽町店

タニタカフェは、「楽しさ」や「心地よさ」といった「こころの健康づくり」につながるエッセンスをふんだんに採り入れた新しいスタイルのコンセプトカフェ。

<旬の有機野菜をたっぷりと使用したオリジナルメニュー>
旬の有機野菜をたっぷりと使用したオリジナルメニュー

20代~30代の女性をメーンターゲットに、旬の有機野菜をたっぷりと使用したオリジナルメニューを提供する。

「日々の暮らしの中で、自然と健やかになっていく」新しいカフェの楽しみ方を提案する。

メニューの提供にあたっては、楽天と食分野で提携。同社が展開する農業事業「Rakuten Ragri」に参画する生産者から直送された旬の有機野菜を使ったサラダやフォー、スムージーなど、ヘルシーとトレンドを兼ね備えたメニューをそろえた。

<「噛む」スムージー「カムージー」>
「噛む」スムージー「カムージー」

ドリンクメニューでは、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸を通常のコーヒーの約2倍含むタニタオリジナルのブレンドコーヒー「タニタコーヒー プレミアムブレンド」を中心に、食感にこだわった「噛む」スムージー「カムージー」など用意。

いずれのメニューもヘルシーなだけでなく、流行のカフェメニューをタニタ食堂のメソッドでアレンジした。

タニタは、利用者の裾野が広いカフェ業態に着目。2014年に新潟県長岡市にプロトタイプとなる店舗をフランチャイズ出店するほか、異業種とのコラボレーション店でのメニュー提供などを通じて、運営ノウハウの蓄積や提供メニューの充実を図ってきた。

今回、これらの基盤が整ったことから「フランチャイズ店」「メニュー提供店」の2方式での店舗展開を本格化することを決定。

モデルとして今回「有楽町店」がオープンする。同店の運営は、共同でタニタカフェの業態開発に取り組んでいる飲食店開業・経営コンサルティング会社のオペレーションファクトリーが担当する。

今後タニタでは、タニタカフェをタニタ食堂と並ぶ食事業の柱に据え、フランチャイズ店のほか異業種とコラボレーションしたメニュー提供店として、小売店や飲食店、セレクトショップ、スポーツジム、クリニックなどに併設する店舗を展開する。

2022年度までに二つの出店スタイル合計で、全国に100店舗を出店する計画。同時に、オフィス向けコーヒーサービスの提供にも取り組んでいく。

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