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(仮称)虎ノ門ヒルズビジネスタワー/2019年12月竣工、6300m2の商業施設も

2018年11月27日 15:30 / 店舗

森ビルは11月26日、「虎ノ門ヒルズ森タワー」の隣接地において、虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合が推進する「(仮称)虎ノ門ヒルズビジネスタワー」(虎ノ門一丁目地区第一種市街地再開発事業)が上棟したと発表した。

<(仮称)虎ノ門ヒルズビジネスタワー>
(仮称)虎ノ門ヒルズビジネスタワー

「(仮称)虎ノ門ヒルズビジネスタワー」は、グローバルレベルの大規模オフィス、約6,300㎡の商業施設を有する、地上36階建ての超高層タワー。2019年12月の竣工を予定する。

地下1階から地上3階には、約6,300m2の商業空間に、グローバルプレイヤーが住み、働き、集う虎ノ門ヒルズエリアの生活を支える高品質の食品スーパーや大型飲食施設、物販店舗を誘致する。

<商業施設のイメージ>
商業施設のイメージ

「オフィス部分(5~36階・総貸室面積約94,000m2)のテナント契約は順調に進捗し、現時点ですでにほぼ満室の状況」(同社)。

日比谷線虎ノ門新駅(仮称)や既存の銀座線虎ノ門駅とも連結し、1階には、空港リムジンバスや都心と臨海部を結ぶBRT(バス高速輸送システム)も発着可能なバスターミナルを設置。世界と都心をつなぐ「東京の玄関口」として機能する。

4階には約3,000m2の「イノベーションセンター」を開設。起業家や大企業のエグゼクティブが集うサロンやイノベーターを育成するイベントスペース等を設け、新たなビジネスの創出を支援する。

2014年に誕生した「虎ノ門ヒルズ森タワー」に加え、この度上棟した「(仮称)虎ノ門ヒルズビジネスタワー」と建設中の「(仮称)虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」、さらに現在計画中の東京メトロ日比谷線虎ノ門新駅と一体開発する「(仮称)虎ノ門ヒルズステーションタワー」が加わることで、「虎ノ門ヒルズ」は、区域面積7.5ha、延床面積80万m2に拡大。

約30万m2のオフィス、約720戸のレジデンス、約26,000m2の商業店舗、約15,000m2の緑地空間を備え、道路や鉄道などの交通インフラとも一体化した複合都市となり、六本木ヒルズに匹敵するインパクトを与える真の国際新都心へと進化するという。

■「(仮称)虎ノ門ヒルズビジネスタワー」
所在地:港区虎ノ門一丁目の一部
敷地面積:約10,100m2
延床面積:約173,000m2
容積率:1,450%
建物高さ:約185m
階数:地上36階、地下3階、塔屋3階
構造:S造、RC造、SRC造
用途:事務所、店舗、ビジネス支援施設、駐車場等
施行者:虎ノ門一丁目地区市街地再開発組合
設計:森ビル一級建築士事務所
デザイナー:(外装)インゲンホーフェン・アーキテクツ、(内装)ワンダーウォールほか
施工者:大林組、きんでん、三機工業、斎久工業

■スケジュール
国家戦略特別区域特定事業認定:2015年6月
都市計画決定:2015年7月
着工:2017年2月
竣工:2019年12月(予定)

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