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イオン/清水商事と協業、新潟市に「小商圏対応スーパー」1号店

2019年04月19日 15:35 / 店舗

イオンリテールは4月27日、イオングループの清水商事と協業し、新潟市に「小商圏対応型スーパー」の1号店「イオンスタイル上所」をオープンする。

<出店地>
出店地

新潟中央区の旧中央卸市場跡地に開発されたテーマタウン「Dia Land(ディアランド)」の商業エリア「マルシェコート」に出店するもの。

気軽に来店できる店舗を目指し、コンビニエンスストアの5~6倍の規模で、日々の食卓をかざる使用頻度の高い食材を品ぞろえするとともに、テイクアウトも可能なバイキングメニューによるランチプレートを用意することで、身近な買い物とちょっとした憩いの場を提案する。

イオンリテールでは、新潟県における成長戦略として、業務の効率化に資する「物流機能の強化」と「積極的な出店」に取り組んでいる。

物流面では、新潟県内で食品スーパー「清水フードセンター」を展開する清水商事がイオングループ入りした2015年以降、両社が持つ資源の有効活用を進めている。今回の「イオンスタイル上所」は、清水商事の食品センターを活用した品ぞろえを取り入れている。

総合スーパー、食品スーパーを同じ組織で展開しているイオンリテール北陸信越カンパニーでは、新たな店舗の「カタチ」として、1000m2から3000m2の「小商圏対応型スーパー」の積極的な出店を予定している。

「イオンスタイル上所」は、「小商圏対応型スーパー」の1号店の位置付けで、「マルシェコート」の1階に1200m2規模でテナントとして出店する。

物流面、出店面での取り組みにより、地域密着の経営を強力に推進することで、お客の利便性向上に努めるという。

さまざまな昼食ニーズに対応すべく、初の試みとして、「バイキング」形式で「主菜」が選べる「セレクト弁当」を展開する。

日替わりでも喫食可能な7種類以上の「主菜」を毎日品ぞろえし、11時~14時限定で販売するを予定だ。

例えば、「野菜たっぷり白身魚の甘酢あんかけ」などの「主菜」と炊き上がりのご飯、副菜をセットにして弁当に仕上げる。

「セレクト弁当」は、テイクアウトに加え、施設内のイートインでも楽しめる。

また、毎日食べても飽きのこない素材を生かした和・洋・中・アジアンテイストの簡便食材(チルド商品、冷凍食品)やカットフルーツ、チルド総菜を中心とした即食商品を強化する。

じゃがいもを大きめにカットし、ホクホクとした食感の「ポテトサラダ」や柔らかくてジューシーな牛バラ肉を特製だれで焼き上げた「牛カルビ焼」など、あと1品を足したい時に最適な食べきりサイズの「トップバリュ チルド惣菜」を豊富に品ぞろえする。

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