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渋谷フクラス/アートとカフェバーが一体の観光支援施設

2019年12月04日 16:10 / 店舗

東急不動産は12月5日、渋谷フクラス1階にツーリストインフォメーションセンター「shibuya-san(シブヤサン)」をオープンする。12月3日マスコミ向け内覧会を開催した。

<シブヤサン>
シブヤサン

渋谷フクラスの1階にある観光案内所で、成田と羽田からのバスが到着。世界108都市39カ国で展開するシティガイド「タイムアウト」の東京版「タイムアウト東京」が製作・編集する英語版のガイドマップを施設内に設置し、観光情報の提供、アートの展示、イベントスペースも兼ね備えた観光支援施設とした。

<成田と羽田からのバスが到着>
成田と羽田からのバスが到着

施設名称は、「渋谷+さん(敬称)」の造語で、初めて渋谷に訪れる外国人にも親しみをもってもらいたいう意味を込めたもの。ロゴマークはインフォメーションセンターのピクトマークである「i」マークを擬人化させ制作した。

スマートフォンをはじめとしたオンラインで簡単に観光情報が手に入る時代だからこそ、ツーリストがローカルの人々と深くつながり、交わり、「シブヤの街の一員になれた」と実感できるような体験・交流の場の創出を目指す。

<外国人スタッフが活躍>
外国人スタッフが活躍

東急不動産では、「従来の観光案内書と違い、カウンターの対面案内ではなく、スタッフが施設内を回遊し、観光客をサポートする体制とした。留学生を中心に12カ国約20人の外国人スタッフが、自分の感性で集めた渋谷のリアルな生の情報を提供する。ダイバーシティの縮図のような場所にしたい」としている。

観光庁が提言するナイトタイムエコノミーの実現に向けて、営業終了時間を周辺のツーリストインフォメーションセンターよりも遅い23時までとし、渋谷の夜間観光を推進。施設内に併設したドリンクカウンターは、夜間にはアルコールを提供するカフェ&バーとなっている。

<SNS映えするメニュー>
SNS映えするメニュー

「甘酒スパイシーチャイ」「京抹茶ラテの上海ディープシーゼリー」などユニークで、SNS映えするメニューがそろう。

<アートを展示>
アートを展示

また、「shibuya-san」は、観光支援機能にアートセンター機能を併設。国境を越えて伝わるアートには、世界の人と渋谷の人とを混ぜる力があると考え、オープン時には新潟・長岡のアーティストの作品などを紹介する。

スタッフの活躍、空港からのバスが到着する場所としての機能、アートの展示を通じて、世界の人と地元の人とが交流する場にしていく考えだ。

■shibuya-san tourist information&art center
所在地:東京都渋谷区道玄坂1-2-3
サービス:観光情報案内、荷物預かり・配送、空港リムジンバスのチケット販売・待合、外貨両替、渋谷体験プログラム、ドリンク提供、アートセンター、イベント実施
営業時間:10時~23時※一部サービスを除く
事業主体:東急不動産
運営会社:JTBコミュニケーションデザイン
https://shibuyasan.jp

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