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トライアル/「スーパーセンタートライアル東篠崎店」でAIカメラ強化

2020年02月05日 16:10 / 店舗

トライアルカンパニーは2月5日、スマートストア「スーパーセンタートライアル東篠崎店」をリニューアルオープンした。

<スーパーセンタートライアル東篠崎店>
スーパーセンタートライアル東篠崎店

トライアル東篠崎店は、地域一番のお買い得、賢い節約、衣食住ワンストップショッピング、スマートな買い物体験、品質と鮮度の追求、安全で安心できる店の5つのポイントを重視。中食(惣菜)、精肉、ビューティー、家電、雑貨・ HF、衣料売場を強化した。中でも特に「中食(惣菜)」を拡充している。

トライアルは、2019年11月、トライアル含む参画企業6社とともに、流通小売業界におけるリテールAI文化の推進を目的として、「リテールAIプラットフォームプロジェクト」を発足した。トライアルは、このプロジェクトの一環として福岡および佐賀エリアで既存店舗のスマートストア化を強化しており、トライアル東篠崎店もそのリニューアル計画のひとつとなるもの。

220台導入するレジカートをはじめ、リテールAIカメラを400台、サイネージを46台、電子棚札を200枚など、トライアルが培ったノウハウを実装したスマートストアとして新しく生まれ変わる。

トライアル東篠崎店は、「セルフレジ機能を搭載したスマートレジカート」の導入により、通常のレジを通さずに素早く会計できる。レジの待ち時間がないストレスフリーの買い物体験を提供する。

また、「AIカメラ」による陳列商品の欠品感知により、商品の欠品減少や充足率を増加。顧客が必要とする商品が陳列され、欲しいものが欲しい時に手に入る、ストレスのない快適な店舗づくりを目指す。

トライアル東篠崎店で400台導入される「AIカメラ」は、トライアルグループのRetail AIが開発した、世界初の小売に特化したリテールAI カメラ。AIをエッジ処理からクラウド処理まで連携可能にするプラットフォームソフトウェアを搭載している。

エッジ処理により、高額なサーバーがなくても小売が必要とする基本的な機能を実現。スマートフォンをベースに開発し、1300万画素のカメラを搭載していることでハイビジョン動画に加え高精細な静止画を撮影可能にした。

Wi-Fiと有線LANでネットワーク接続ができ、HDMI、USB で周辺機器接続できる。それらにより、導入コストを従来と比べ大幅に抑え、店舗に大量導入できる。

サイネージは紙のPOPでは伝えきれなかった商品情報や提案を買物中の顧客へ伝えることを目的に導入。何を買うかを来店前に決めている計画購買はスーパー業界の品揃えではごく一部であり、商品を手にとってもらうことが重要となる。

サイネージは、ストッピング・パワー(売場に立ち止まってもらう)と、ホールディング・パワー (商品を買いたいと思い、手に取る)効果を発揮するという。

■スーパーセンタートライアル東篠崎店
住所:福岡県北九州市小倉北区東篠崎3-7
店舗面積:約4628m2
取扱商品:生鮮食品、食品、弁当・惣菜、酒、日用品など
営業時間:24時間営業
TEL:093-922-5554

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