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経産省/9月の商業動態統計、小売業は8.7%減の12兆1010億円

2020年10月30日 10:30 / 月次

経済産業省が発表した2020年9月の商業動態統計速報によると、商業販売額は43兆6910億円(前年同月比12.8%減)となった。

このうち小売業は12兆1010億円(8.7%減)、卸売業は31兆5900億円(14.8%減)だった。

<百貨店販売額・前年同月比増減率の推移>
百貨店販売額・前年同月比増減率の推移

百貨店・スーパー販売額は1兆5681億円(12.8%減)で、百貨店は3708億円(34.0%減)、スーパーは1兆1973億円(3.0%減)となった。

百貨店の主力商品である衣料品は、その他の衣料品が46.9%減、婦人・子供服・洋品が38.4%減、身の回り品が38.0%減、紳士服・洋品が36.4%減となったため、衣料品全体では38.5%減となった。飲食料品は15.0%減となった。

その他は、その他の商品が42.0%減、家具が36.8%減、食堂・喫茶が35.9%減、家庭用品が26.3%減、家庭用電気機械器具が6.9%減となったため、その他全体では39.8%減となった。

<スーパー販売額・前年同月比増減率の推移>
スーパー販売額・前年同月比増減率の推移

スーパーの衣料品は、その他の衣料品が34. 4%減、紳士服・洋品が28.7%減、婦人・子供服・洋品が27.9%減、身の回り品が21.1%減となったため、衣料品全体では27.2%減となった。スーパーの主力商品である飲食料品は、3.6%増となった。

その他は、家庭用電気機械器具が31.5%減、食堂・喫茶が31.0%減、家具が28.1%減、その他の商品が19.4%減、家庭用品が17.0%減となったため、その他全体では20.2%減となった。

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