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横浜・北仲通北B-1地区/住宅、オフィス、商業など大型複合施設を開発

2021年05月28日 16:10 / 店舗

日新は5月28日、同社が所有する北仲通北B-1地区(横浜市中区海岸通5-25-1)における開発プロジェクトの計画検討を、東急不動産、京浜急行電鉄、第一生命保険とともに4社のパートナーシップにより推進すると発表した。

<北仲通北B-1地区>
北仲通北B-1地区

日新は戦後よりこの地に倉庫を構え、国際総合物流のパイオニアとしての礎を築いており、区画整理事業を経て日新万国橋駐車場として暫定活用していた。今回、複数デベロッパーによる提案プロポーザルから東急不動産を代表企業とする事業パートナーを選定。共同住宅、オフィス、商業、駐車場などからなる複合施設開発を行うもの。

竣工は2027年を予定している。

<計画地は現在駐車場>
計画地は現在駐車場

プロジェクトの予定地は、みなとみらい線「馬車道」駅より徒歩約2分に位置し、土地の二方を海に囲まれるウォーターフロントと呼ぶに相応しい立地に誕生する大型複合開発事業となる。

「馬車道」駅周辺は1859年の横浜開港の初期から市街化された「関内」エリアの北端にあり、当時からある通りの名前にちなみ「北仲通(きたなかどおり)地区」またはそのまま「北仲」と呼ばれている。

生糸検査所や関連倉庫群が並ぶ港湾・臨港地区として横浜と共に発展を遂げ、2000年以降は東急東横線直通のみなとみらい線開業とあわせて、歴史的建造物の一部を保存・復元しながら地区の機能更新が進んできた。

「北仲」エリアは、2012年のUR賃貸住宅「シャレール海岸通」完成、2016年の結婚式場「ノートルダム横浜みなとみらい」開業に続き、2019年には「アパホテル&リゾート横浜ベイタワー」、2020年商業施設「北仲ブリック&ホワイト」「ザ・タワー横浜北仲」、横浜市新市庁舎が完成し再開発の大詰めを迎えている。

4月には同計画地の眼前に都市型ロープウェイ「YOKOHAMA AIR CABIN」が開通するなどさらに注目を集めるエリアとなっている。

同プロジェクトでは、北仲エリアのラストピースとして、海沿いのプロムナードや広場とともに、賑わいや創造的活動を生み出す商業施設・オフィス、横浜都心の新たなライフスタイルを生み出す居住機能などを整備し、横浜の一層のポテンシャルアップに寄与したい考えだ。

<周辺地図>
周辺地図

■北仲通北B-1地区プロジェクト概要
所在地:神奈川県横浜市中区海岸通5-25-1(住居表示)
交通:横浜高速鉄道みなとみらい線「馬車道」駅徒歩約2分※
JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町」駅徒歩約8分※
※各駅よりペデストリアンデッキで接続予定
敷地面積:約1万2300m2
用途:共同住宅、オフィス、商業、駐車場 等(詳細未定)
竣工:2027 年予定(詳細未定)

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