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サミット/大田区の「サミットストア大田中央店」開店以来の大改装オープン

2021年11月02日 15:50 / 店舗

サミットは11月10日、「サミットストア大田中央店」(東京都大田区)を改装オープンする。

<サミットストア大田中央店の場所>

今回、1994年11月の開店以来の大改装を実施する。青果売場は、店内製造の「フレッシュサラダ&カットフルーツ」のコーナーや「焼いも機」を新たに導入。店内加工のメリットを生かした即食品の品ぞろえを増やし、ピーク時間帯のでき立て販売を強化する。

「農家さんから直送」コーナーでは新型什器を導入し訴求力を高める。また、必要量だけ欲しい顧客ニーズの対応し、少量商品・適量商品を増やすとともに、夕方以降も販売する。

鮮魚売場では、魚丸ごと1匹で「頭・ワタ抜き」「開き」「三枚卸」「輪切り」などの商品を強化し、顧客の調理の手間を省く簡便・半調理品を提供する。

一方で「おさかなキッチンコーナー」内に専用コンベクションオーブンを導入し、店内で手作りの「煮魚」や「焼魚」を調理し購買意欲を刺激するシズル感を演出。同時に、昼と夕方のピーク時間に合わせてでき立て商品を充実させる。生鮮魚を中心に、食べ方・調理方法の積極的な提案も行う。

精肉売場は、冷凍品を充実させて売り場前方の平ケースで販売。関心が高まっている「大豆ミート」の商品、「ゴミを減らしたい」という声に対応し、新たな包装機を導入したとり肉のノントレイ商品も用意する。

新設した「グリルキッチン」の専用ブースでは、時間帯によって品ぞろえや内容量を変化させ、店内手作りのライブ感を演出しつつ、生活のシーンに合わせた売り場づくりを行う。

総菜売場は、作業場と共に1階に移設し、什器や照明を一新。ベーカリー売場とゾーン展開して買い回りしやすくする。

作業場開口部には、新たにグリドルと焼とり台を導入し、シズル感や手作り感を演出するとともに、新規商品となる「店内手作りだし巻き玉子」などの温総菜を中心に、夕方以降のでき立て商品の訴求を強化する。

ベーカリー売場は、総菜売場に隣接させて即食系商品で売り場をゾーン展開する。製造の様子が売り場から見えるように作業場を開口し、ライブ感を演出しながら時間帯に合った商品の販売を行う。

そのほか、窯焼きピザ専用売り場の展開や、子供に人気のスイートドーナツの品ぞろえ拡大、フルーツサンドの充実させて、若い世代の顧客にも満足してもらえるように、おいしさを伝えながら訴求する。

さらに、新規で案内係を配置して、顧客に寄り添ったサービスを提供。また、地元の学校と連携し、店舗見学や体験学習の積極的な実施や、環境問題の取り組みを店内での紹介などを通じて、地域の顧客に寄り添った店舗にしていくという。

■サミットストア大田中央店
所在地:東京都大田区中央3-4-1
営業時間:9時~22時(11月10日のみ10時に開店)
TEL:03-3778-7311
年間休日:年3日(予定)
建物規模:売場面積:1514m2、バックヤード:714m2
駐車台数:21台(内、車イス用1台)
駐輪台数:61台
従業員数:64.5人(正社員:13人、パートタイム・アルバイト51.5人)
※パートタイム・アルバイト社員は、173時間/月=1人で計算
年商:17億円(20年度の売り上げ実績)
交通アクセス:JR京浜東北線「大森駅」山王口より東急バス蒲田駅行き、洗足池行き、池上駅行き「入新井第4小学校」下車

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