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イズミ/福岡県飯塚市に「ゆめタウン飯塚」体感交流拠点目指す

2022年07月07日 15:40 / 店舗

イズミは7月7日、福岡県飯塚市菰田西にて「ゆめタウン飯塚」の新築工事を開始した。

<ゆめタウン飯塚>
ゆめタウン飯塚

「ゆめタウン飯塚」の施設コンセプトは「最先端のMIRAIに出会える体感交流拠点」をコンセプトとし、体験・共感・感動できる店づくりを実施し、地域に根差した持続可能なまちづくりへの貢献を目指す。

開店予定日は2023年夏を予定している。

福岡県の中央に位置し、筑豊の中心都市である飯塚市は、県央の政治・経済の中心機能を担う都市でもあり、福岡県内で4番目の人口を擁している。

飯塚市は「人が輝き、まちが飛躍する 住みたいまち 住みつづけたいまち」をまちづくりの基本目標に設定し、人口減少、少子・高齢化、環境問題、高度情報社会などの社会経済の諸課題に対応した、福岡県をけん引するリーダーの一つとなる都市を目指している。

また、近畿大学、近畿大学九州短期大学、九州工業大学の三つの大学を中心に、学園都市を形成し、高度な研究開発や将来を担う人材の育成が行われている中、理工系大学の大学力を生かし、IT企業や技術者の誘致などの情報産業都市づくりを推進し、ITを活用した地域産業の活性化と地域資源をエンジンとした新産業の創出を進めている。

「ゆめタウン飯塚」の計画地は、筑豊地域の食の中心的役割を担ってきた飯塚市の地方卸売市場跡地であり、穂波川に接する自然豊かな場所だという。

JR飯塚駅から徒歩5分という駅前立地にあり、主要幹線道路が交差する車でのアクセスも非常に便利なエリア。国道バイパスに近接しており、筑豊エリアを含めた広域からの集客も見込む。

「体感交流拠点」には、「MIRAIを体感」、「地元交流を体感」、「健幸を体感」、「魅力を体感」の四つの柱を設定した。

「MIRAIを体感」は、デジタルサイネージを活用した地域情報やトレンド情報の発信、非接触で会計がスムーズにできるスマートフォンを利用して商品をスキャンする買い物サービスを導入。顧客の多様なニーズに対応した宅配サービス「ゆめデリバリー」の導入を進めていく。

「地元交流を体感」では、学校や大学と連携した教育プログラムの実施、安全安心なまちづくりを目指して防災や防犯などの地域イベントを開催する。地元生産者の方との地産地消フェアや商店街の人々とのイベントを実施するなど、人と人をつなぐ地元交流の場を積極的に提供する。

「健幸を体感」は、施設内を利用してウォーキングコースを設置。地元企業、専門店と連携して健康イベントを開催するなど、地域の健康的なライフスタイルの実現をサポートする。

「魅力を体感」は、遊んで学んで成長できる最新技術のアミューズメント施設を導入する。飯塚市初のシネマコンプレックスには、九州3番目となるIMAXシアターも設置する。

同施設は、イズミグループにおいて福岡県では41店舗目、飯塚市では3店舗目となる予定だ。

■ゆめタウン飯塚
所在地:福岡県飯塚市菰田西3丁目1-1外
敷地面積:約5万5200m2
延面積:約8万8500m2
店舗面積:約3万500m2
構造規模:鉄骨造地上3階
駐車台数:約2200台(平面約850台、立体駐車場約1350台)
専門店数:約100店舗
建設会社:鹿島建設
開店予定:2023年夏
従業員数:約1500人

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