薬王堂/ラストワンマイル配送の対象エリア拡大、河北新報の宅配網活用
2022年09月30日 15:20 / 店舗
- 関連キーワード
- 薬王堂
10Xは10月4日、同社が小売ECプラットフォーム「Stailer(ステイラー)」を通じて提供する薬王堂「P!ck and」アプリで、河北新報の新聞宅配網を活用したラストワンマイル配送の対象エリアを拡大する。
<ラストワンマイル配送の対象エリア拡大>
10Xと東北6県で367店舗のドラッグストアを展開する薬王堂は、ECアプリ「P!ck and」にて、アプリで購入した商品を店舗駐車場や店頭のロッカー、店舗カウンターで受け取れるサービスや、自宅へのラストワンマイル配送サービス(一部店舗のみ)を提供。感染防止や車を所持していないなど、店舗への来店が難しい顧客にも使いやすいことから好評を得て、ラストワンマイル配送サービスの対象エリアを拡大することとなった。
サービスの対象店舗に、仙台泉紫山店、古川福浦店、栗原若柳店の3店舗を新たに追加した。対応時間は最短2時間。取り扱いアイテムは、食品・冷凍食品・飲料・酒・日用品・医薬部外品など約2万品目(第一・二・三類医薬品、管理医療機器とたばこを除く)。配送料一律350円(10月中は無料キャンペーン実施)。
薬王堂が展開する東北地方は、人口減少やスーパーマーケットの撤退など社会課題に直面する、課題先進地域でもある。今回のサービス対象エリア拡大は、薬王堂と10Xが共同で取り組む「ドラッグストアDX推進プロジェクト」と、河北新報の「新聞配達のネットワークを活用した新たなビジネスモデル」とのコラボレーションにより、東北地方のユーザーがより快適になることを目的としている。同取り組みが、地方における生活者の利便性を確保するためのモデルケースとなることを目指す。
■「Stailer」問い合わせ
https://stailer.jp/
流通ニュースでは小売・流通業界に特化した
B2B専門のニュースを平日毎朝メール配信しています。