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八重洲地下街/ブランド刷新で商業施設「ヤエチカ」訴求

2022年10月05日 14:50 / 店舗

八重洲地下街は10月5日、自社が運営するJR東京駅から徒歩1分の商業施設「八重洲地下街」のブランドを刷新すると発表した。新しい価値を提供することを内外に広く伝えるため、商業施設の名称を「ヤエチカ」とし、ブランドアイデンティティの改定を行う。

<新ロゴマークについて>
新ロゴマーク

かつて八重洲の街や人々の往来を支え、生活を豊かにしてきた八重洲橋。その姿にヤエチカを重ね合わせ、街と街、人と人をつなぐ「現代の架け橋」としてあり続けていく想いを込めて、新たに八重洲橋をモチーフにしたロゴマークとした。

<八重洲橋>
八重洲橋

明治時代、現在のヤエチカと同じ場所に位置する真上には江戸の中心地と商業地をつなぐ八重洲橋がかけられていた。現在の外堀通りの場所には、当時は外濠川が流れており、八重洲橋は人々との商業や生活を支えるためには欠かせない橋であったと言われている。その後、街の発展と共に1948年に橋は撤去されたが、在りし日の八重洲橋が担っていた「つながり」を生み出す姿にヤエチカを重ね合わせ、街・人・生活をつなぐ現代の新たな「架け橋」となるべく、橋のオブジェクトをモチーフにしたロゴマークとした。
時代は移り変われど「つながり」を大切にした想い、姿勢、おもてなしを忘れずに、未来まで脈々と受け継がれていく象徴を意味する。

ロゴのブラウンカラーは、これまで築き上げてきたヤエチカの歴史を意味する。八重洲地域の活性化に貢献し続けてきた精神を継承し、これからも新たな歴史を築き上げていく姿勢を表現した。ブルーカラーは、かつて八重洲を潤していた外濠川のように「街全体を潤す憩いの象徴」を意味し、ヤエチカに関わる全ての人々へ潤いをもたらし、活き活きした日々を過ごせる場を提供する。ロゴマークでも活用されている「橋台」の形状を取り入れつつ、片端から綴られるロゴタイプはヤエチカという架け橋を渡り賑わう人流を意味する。

今回、新たにタグライン「街と人の、チカくに」を設定した。大規模な地下敷地面積を有し、ヤエチカのアイデンティティでもある「地下(チカ)」というワードを内包しながら、東京の中心地である八重洲という「街」、そしてその街にいるすべての「人」の近くにヤエチカが寄り添い、共に発展し、沢山のうれしさを提供し続ける姿勢を表現した。

現在、ヤエチカは、新しく生まれ変わる八重洲の玄関口の象徴となり、また街を繋ぐ場所として歴史や未来、人や文化、様々な活動が繋がる架け橋となる場づくりを目指し、オフィスワーカーを中心に都心生活者・来街者へ向け、結節点となる場所に相応しい八重洲の中心となる拠点づくりを目指して、順次リニューアルを行っている。

■ヤエチカ
所在地:東京都中央区八重洲2丁目1番
八重洲地下街中1号
電話番号:03-3278-1441
地下街開業:1965年(昭和40年)6月1日
https://www.yaechika.com

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