ライフ/新宿区4店舗目「市谷薬王寺店」売上目標21億円
2022年12月05日 16:00 / 店舗
ライフコーポレーションは12月3日、東京都新宿区で4店舗目となる「ライフ市谷薬王寺店」をオープンした。
都営大江戸線「牛込柳町」駅から約300m、都営新宿線「曙橋」駅から約600mに位置する賃貸マンションの1階に出店した。店舗から1㎞圏内は単身世帯比率が59.8%、2人世帯比率が19.8%と全体の8割が少人数世帯。周辺ではマンションの建設が多数あり、直近5年間で世帯数が6.3%増加、今後も人口増加が予想されている。
年齢別人口構成は30代が18.3%と最も高く、次いで40代が18.2%。少人数世帯(単身・2人)が8割で20~40代の割合が東京都の平均より高めとなっている。世帯所得は、700万円以上の割合が平均より高い地域だという。
そのため、997m2とコンパクトな店舗面積ながら、最近の新店MDを取り入れ、事前のアンケートにて満足度が低かった野菜・鮮魚・精肉の品ぞろえ・鮮度を強化した。
<取扱商品数>
カテゴリー | 商品数(SKU) | 内訳 |
農産 | 635 | 野菜 380 |
果実 220 | ||
花 35 | ||
水産 | 370 | 鮮魚 220 |
塩干 150 | ||
畜産 | 500 | 精肉 350 |
加工 150 | ||
総菜 | 290 | 寿司 30 |
弁当 85 | ||
フライド 55 | ||
要冷 120 | ||
ベーカリー | 60 | – |
加工食品 | 5,120 | 加食 3090 |
菓子 885 | ||
酒 1145 (内ワイン 445) |
||
日配食品 | 2105 | 洋日配 590 |
和日配600 | ||
冷食 430 | ||
アイス 130 | ||
たまご 25 | ||
パン・和洋菓子 330 | ||
ビオラル | 210 | ‐ |
生活関連 | 1,075 | 日用雑貨 625 |
家庭用品 400 | ||
文化用品 50 | ||
合計 | 10,365 | ‐ |
また、近隣にオフィスや大学などもあり、ランチニーズも見込む。
スムーズな買物ニーズに対応し、「ピピットセルフスマホ」を実験導入した。自身のスマホに専用アプリをダウンロードするか、店内には貸出し用スマホで対応。専用レジでは会計操作のみのため、レジに並ぶ時間が短縮できる。
「顧客自身のスマホでのスマホPOS」は現在3店舗で実施(桜新町店・西荻窪店・市谷薬王寺店)、「スマホPOS貸し出し」は西荻窪店20台、市谷薬王寺店40台となっている。
冷凍食品は、コンパクトな店ながら、需要の高い冷凍食品は基準店舗以上に品ぞろえした。人気の「餃子食べ比べ」「ワンプレート」「専門店の味」「ファミレスの味」など導入している。
水産では要望に応じで調理する対面コーナー、総菜はだし巻き玉子を目の前で焼き上げるライブキッチンを設置した。
総菜では、ビエラ蒔田店から導入した「大きな魚弁当」を3種類品取り扱う。
ビオラルコーナーに、BIO-RALの新商品として「有機果汁で造った飲むお酢 りんご」「有機果汁で造った飲むお酢 りんごと白ぶどう」「有機白だし」「国産有機米粉」が登場する。
さらに、手土産ギフトコーナーでは、東京名物「ひよこ」、煎餅セットなどがそろう。
そのほか、有機野菜やワールドフルーツ、首都圏ライフ初となる「芭蕉鹿(ばしょうじか)」の冷凍肉、健康に配慮したベビーフード・ペットフード、ミールキット、「カオマンガイ」などアジアン弁当、フルーツ大福などを販売する。
近隣自社店舗は、若松河田駅前店(1.0㎞)、コモレ四谷店(1.0㎞)、ビオラル新宿マルイ店(2.1㎞)、新大塚店(3.4㎞)。
近隣他社店舗はよしや柳町店(0.4㎞)、三徳河田店(0.5㎞)、キッチンコート神楽坂店(1.0㎞)、丸正総本店(1.2㎞)、ヨークフーズ新宿富久店(1.4㎞)。
新店舗のオープンで、同社の店舗数は296店舗(首都圏132店舗、近畿圏164店舗)となった。
■ライフ市谷薬王寺店
住所:東京都新宿区市谷薬王寺町80-1
TEL:03-3268-6700
売り場面積:997m2
営業時間:9時30分~24時
駐車場:なし
売上目標:21億円
従業員数:93人(社員18人、パートナー75人)
レジ台数:キャッシュレスセルフレジ8台、フルセルフレジ2台、スマホ会計機3台、セミセルフレジ2台
店舗詳細:http://www.lifecorp.jp/store/syuto/662.html
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