プレナス/3月~11月営業利益20.5%増、やよい軒好調
2023年01月16日 13:04 / 決算
プレナスが1月13日に発表した2023年2月期第3四半期決算によると、売上高1115億8800万円(前年同期比4.3%増)、営業利益39億400万円(20.5%増)、経常利益55億4000万円(12.1%減)、親会社に帰属する当期利益40億2000万円(16.3%増)となった。
売上高は、ほっともっと直営店の加盟店への移管による売上高の減少があったものの、既存店売上高の増加により前年同期実績を上回った。
利益面は、原材料やエネルギー価格の高騰によって原価率が上昇したものの、既存店売上高の増加により前年同期を超えた。
経常利益の低下は助成金収入の減少によるもの。親会社株主に帰属する四半期純利益は、連結子会社の吸収合併に伴う繰越欠損金の引き継ぎなどにより法人税等が減少したことが主な要因で増加している。
既存店売上高は、ほっともっとは1.9%増と引き続き好調。やよい軒は21.7%増、MKレストランは20.4%増と回復傾向にある。
海外は、一部の国や地域によっては新型コロナウイルス感染拡大による営業制限要請を受けるなど厳しい事業環境が続いたものの、経済活動の再開に伴い回復傾向だという。
通期については、2022年10月14日公表の「MBOの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」及び2022年12月20日公表の「株式併合並びに単元株式数の定めの廃止及び定款の一部変更に関するお知らせ」に記載のとおり、同社株式は上場廃止となる予定であるため、2023年2月期の連結業績予想は記載していない。
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