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東京ドームシティ/大規模リニューアル開始、ラクーアにフードゾーン・サウナ新設

2023年01月24日 14:58 / 店舗

東京ドーム、三井不動産は1月24日、東京ドームを含む「東京ドームシティ」(東京都文京区)の各種大規模リニューアルを2023年から2024年にかけて実施すると発表した。

<東京ドームシティ>
東京ドームシティ

「東京ドームシティ」は、読売巨人軍の本拠地「東京ドーム」、「東京ドームシティ アトラクションズ」、「LaQua(ラクーア)」、「後楽園ホール」、「東京ドームホテル」といったさまざまな施設からなる都内最大規模のエンターテインメントシティ。今回、シティ全体にわたってランドスケープデザインを刷新することにより、いこい、にぎわう空間を目指す。

ショップ&レストラン、スパ、アトラクションの3つのゾーンが集結したエンターテインメント融合商業施設「ラクーア」の開業20周年に向けた過去最大規模のリニューアル、吉本興業グループとの共同事業による「新劇場」の建設などを、2024年夏までに行う。

<ラクーア20周年でリニューアル>
ラクーア20周年でリニューアル

ラクーアは20周年を記念し、4月中旬にフードゾーン(約1000m2、約25店舗)が登場。揚げ物、サラダ・点心などに加えて、素材や産地にこだわった食材を使ったお弁当、ヘルシーなサラダボウルなどを販売する。

<4月中旬にフードゾーンが登場>
4月中旬にフードゾーンが登場

総菜の「RF1」、「神戸コロッケ」、シューマイ専門店「小洞天」、食肉専門店「千駄木越塚」、「とんかつ新宿さぼてん」、サラダボウル専門店「With Green」、「日本橋 天丼 天むす 金子半之助」などが出店する。

ベーカリー、スイーツ、コーヒーなども強化。商業施設初出店となるパティスリー「Atsushi Hatae」、あん食パン・フルーツサンドの「明壽庵」が登場する。東京初出店の「クラフトプリン製作所vuke」、「JACK IN THE DONUTS」、フルーツ専門店「ハピマルフルーツ神楽坂」、フランスパン・菓子「ビゴの店」、「YANAKA COFFEE」などがそろう。

また、そのほかのショップ・レストラン約20店舗を新規・改装オープン。1階に鮮魚店「魚市場 成田屋」、2階には「カルディコーヒーファーム」、「ACOMEYA TOKYO」、紅茶専門店「ムレスナティー」が出店する。

2階にオーガニックコスメ&フード「Biople」、3階に生活雑貨「3COINS+plus」、ライフスタイルショップ「KEYUCA」がオープンする。

カフェ&レストランでは、1階にスペイン料理「ミゲルフアニ」、イタリアンレストラン「ピエトロ」、2階には東京初出店の「ゴディバ デザート」、香港点心専門店「添好運」などが登場する。

さらに、3月、ラクーアガーデンやエントランス、2階~4階の休憩スペース、トイレなどの共用部分のリニューアルを実施。軽い休憩や飲食に便利なベンチを増やすなど、より快適で過ごしやすい空間に刷新する予定だ。

<新しい休憩ルーム>
新しい休憩ルーム

4月中旬には、スパ ラクーア内9階の「ヒーリング バーデ」エリアを拡張し、利用可能人数を増やすことにより利便性を向上させる。新たに低温サウナ室、クールダウンルーム、休憩ルームを増設。7階オープンデッキエリアには開放感あるフットプールやバーを新設し、東京ドームシティを眺めながらゆったりと過ごせるようになり、都心にいながらリゾート感あふれる体験が可能な空間を提供する。

リラックスラウンジ内のリクライニングチェア約130席の更新、インテリアのリフレッシュ、設備改修も行う。

また、館内9階に、スパ ラクーアがプロデュースする新たな温浴施設として、「サウナ、水風呂、ととのい」の全てを満喫できる貸切個室と、利用者専用のラウンジを備えたプライベートサウナ(約300m2)をオープンする。1室20~25m2の広めの空間を確保し、1人~最大4人まで利用可能な全6室を用意する(スパ ラクーアとは別施設で、別途施設利用料金が発生)。

東京ドームと吉本興業グループによる新劇場(名称未定)は、2023年12月の開業を予定している。

<東京ドームと吉本興業による新劇場>
東京ドームと吉本興業による新劇場

なお、2000年より使用してきた東京ドームシティのロゴマークを刷新。新ロゴマークは、3月31日より使用を開始する。

<新ロゴマーク>
新ロゴマーク

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