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六本木ヒルズに隣接／港区西麻布三丁目で再開発、高層棟に商業施設

2023年02月15日 14:30 ／店舗

野村不動産、ケン・コーポレーションは2月15日、東京都港区の「西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業」が権利変換計画について、東京都知事の認可を受けたと発表した。

＜住宅・事務所・商業の複合開発＞

2023年度工事着工（解体工事含む）、2028年度に工事完了予定だ。

開発予定地は、東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅から西へ約300m、「六本木ヒルズ」に隣接する約1.6haの区域。現状の区域内は、緊急輸送道路に指定されている補助10号線（テレビ朝日通り）の未整備、沿道の耐震性が不足する建物の存在、緑や公園といったオープンスペースの不足などの課題を抱えている。

周辺市街地と調和した緑豊かで、魅力ある複合市街地の形成を目指し、地上54階地下4階建て、制震構造の超高層棟に住宅・事務所・商業機能を導入。便利で快適な都心生活の舞台を提供したい考えだ。

＜六本木ヒルズ隣接地区を再開発＞

また、国際色豊かな西麻布、六本木エリアにふさわしい国際水準の宿泊機能を備えるべく、外資系ラグジュアリーホテルブランドを誘致する。

併せて、都市計画道路であるテレビ朝日通りの拡幅、「六本木ヒルズ」を含む周辺地区との回遊性を高める歩行者デッキの整備、地域の拠点となるオープンスペース（広場）の整備により、まちの安全性・防災性を高めるとともに地域のにぎわいを創出する。

さらに、地区内の3つの寺社を再配備し、まちの歴史を継承する。

＜3つの寺社を再配備＞

■西麻布三丁目北東地区第一種市街地再開発事業
施行者：西麻布三丁目北東地区市街地再開発組合
施行地区：東京都港区西麻布三丁目および六本木六丁目各地内
施行区域面積：約1.6ha
建築面積：超高層棟：約3840m2 寺社（3棟）：約1120m2
延べ面積：超高層棟：約9万7010m2 寺社（3棟）：約2740m2
建築物の高さ／階数：超高層棟：約200m／地上54階地下4階建
寺社（3棟）：約11～15m
主要用途：住宅、事務所、商業、ホテル、神社および寺院、これらに付属する建築物、子育て支援施設
住宅の予定戸数：約500戸 ※権利者住戸含む
事業コンサルタント：都市設計連合
設計：
梓設計（基本設計）
梓設計・大成建設一級建築士事務所（実施設計）
特定業務代行者：大成建設
参加組合員：野村不動産・ケン・コーポレーション