東京・西新宿三丁目/住宅・商業・保育所など複合施設を再開発、31年度完成へ
2023年02月02日 14:57 / 店舗
野村不動産、住友商事、東京建物、首都圏不燃建築公社の4社は2月1日、「西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業」(東京都新宿区)において、市街地再開発組合設立について東京都知事の認可を受けた。
4社は参加組合員として事業に参画。2031年度の建物完成を目指す。
同プロジェクトは、JR「新宿」駅と京王新線「初台」駅の間に位置し、緑豊かな「新宿中央公園」、高層ビルが立ち並ぶ「新宿西口エリア」、「新国立劇場」などの文化施設、住居系の市街地が広がる多様性あふれる約4.6haの再開発事業となる。
総戸数約3200戸の大規模共同住宅をはじめ、商業施設、子育て施設、初台駅~新宿駅方面(十二社通りまで)の歩行者デッキを整備する。
細い道路が多く老朽化した木造家屋の密集地解消を図り、道路の一部拡幅や災害時には帰宅困難者が一時利用できる4500m2の広場整備など地域の防災性も高める計画だ。
周辺エリアの魅力向上を促進するとともに、質の高い住環境・みどり豊かな憩いの空間・多様な交流・にぎわいを創出していく。
■西新宿三丁目西地区第一種市街地再開発事業
所在地:東京都新宿区西新宿三丁目8~19番(住居表示)
施行者の名称:西新宿三丁目西地区市街地再開発組合(予定)
施行区域面積:約4.6ha
建築面積
A-1街区 北棟約9150m2、南棟約1万600m2
A-2街区 約340m2
A-3街区 約200m2
延べ面積
A-1街区、A-2街区、A-3街区 約38万3600m2
建物の高さ
A-1街区 北棟約229m、南棟約228m
A-2街区 約35m
A-3街区 約35m
主要用途
A-1街区 住宅、店舗、事務所、生活支援施設、駐車場、保育所など
A-2・3街区 住宅、店舗、生活支援施設、駐車場など
住宅戸数:約3200戸(予定)
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