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名古屋・栄/新ランドマーク「中日ビル」93店舗オープン

2024年01月12日 11:32 / 店舗

中部日本ビルディングは1月11日、名古屋市中区の「中日ビル」を4月23日に全面開業すると発表した。

<施設イメージ>

最新鋭の33階建ての複合ビルで、レストランやカフェ、雑貨、医療施設、レコードショップ、書店&喫茶など全93テナントが入るという。一部のクリニックは4月上旬にオープンする。高層部には「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」、6階には「中日ホール&カンファレンス」を設けた。「中日ビルで、会おう」をコンセプトに、栄エリアに新たな賑わいをもたらす。

<メインエントランス>

地下1階から地上3階までの商業エリアは、従来のファッションビルやショッピングモールとは異なる、選りすぐりのショップが集積。カフェ、グルメ、アウトドア、ライフスタイル雑貨、書店&喫茶などのテナントを通して、新たなライフスタイルを提案する。

<にぎやかなマルシェ>

地下1階「にぎやかなマルシェフロア」では、同ビルや近隣勤めのオフィスワーカーはもちろん、来街者、観光客、都心生活者など、さまざまな人のニーズに対応。生鮮食品、デリカ、ベーカリー、ワインなどの専門店をそろえるとともに、手軽に食事が楽しめる飲食ゾーンを設けた。

主な店舗は、「マツモトキヨシ」、「ファミリーマート」、食のセレクトショップ「わくわく広場」、精肉の「丸明」など。カフェ&レストランも複数出店し、名古屋初出店のブーランジェリー「パンカラト」や、カレー「デリー プラナーリ」がオープン。新業態の立ち食い寿司「SMART男前鮓」、サラダやベジアイスクリームを扱う「TOIRO」なども出店する。

<「栄」の中心となるフロア>

1階「人と情報が行き交う『栄』の中心となるフロア」では、ここでしかできない体験や出会いを提供。個性や趣味性を重視したテナントが集結し、暮らしを豊かにするこだわりのアイテムがそろうほか、ギフトに利用できるショップも充実させた。

名古屋初出店となる「ブルーボトルコーヒー 名古屋栄カフェ」、シンガポール発祥のラグジュアリーティー「TWG Tea 名古屋栄」、シューズ・アパレル「HOKA」、香水「モルトンブラウン」、コスメ「ua body」、輸入玩具・雑貨「アトリエ ニキティキ」などが店を構える。

<コミュニケーション&カルチャー>

2階「コミュニケーション&カルチャーのフロア」には、書籍や雑貨、全国各地の特産品や伝統工芸品などが集積。幅広い年齢層の顧客が、いつ訪れても新しい発見にあふれる場所で、新たな発見・価値観に触れて知的好奇心を満たす、大人のための空間だという。

入場料のある本屋「文喫 栄」、鉄鍋・鉄瓶・キッチンツール「COOK&DINE HAYAMA」、地域産品・飲食「SAKAeL MARCHE(サカエるマルシェ)」、「フェイスレコード」など、名古屋初出店のテナントが多く並ぶ。

<レストラン&コミュニケーション>

3階「『栄』の新たなシンボルとなるレストラン&コミュニケーションフロア」は、カジュアルからフォーマルまで、さまざまなシチュエーションに対応する栄最大級のレストラン街。接待や会食、デート、仲間との集いなど、あらゆる場面に活用できる栄の新たなコミュニティ拠点となるフロアだという。

名古屋初出店となる牛肉料理「豚捨」、「石臼挽き二八そば そばしき」、「東京 すし宗達」に加え、中国料理の新業態「LIANHUA」も登場する。このほか「釜揚げスパゲッティ すぱじろう」、居酒屋「うまい魚が食べたくて」、「炭火焼鳥むんど」、ドイツ料理「シュマッツ」などが出店。美容室や英会話スクールもオープンする。

<フロア構成>

4階には内科、皮膚科、眼科、歯科、保険薬局に加え、接骨院、郵便局を開設。4~5階には、生涯学習の拠点として中日新聞社が開設しているカルチャースクール「中日文化センター 栄」もオープン。5階には全国物産観光センターもある。高層階には、「ザ ロイヤルパークホテル アイコニック 名古屋」が2月20日、ビルのグランドオープンに先行してオープンする。

■中日ビル
所在地:愛知県名古屋市中区栄4-1-1
敷地面積:6862m2
延床面積:約11万7000m2
高さ:約158m
階数:地下5階、地上33階、塔屋1階
構造:地上/S造、地下/SRC造、RC造
駐車場:地下自走式225台
駐輪場:224台
事業主体:中部日本ビルディング
共同事業者:中日新聞社
設計施工:竹中工務店

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