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JR東日本/福島県「常磐線小高駅」に無人駅舎活用した醸造所オープン

2024年01月30日 10:10 / 店舗

福島県浜通りで新ジャンルのお酒「クラフトサケ」の酒蔵を運営するhaccoba(ハッコウバ)は2月9日、常磐線小高駅(福島県南相馬市)に日本初となる無人駅舎を活用した醸造所を開業する。

<施設イメージ>

同醸造所は、JR東日本スタートアップが実施する「JR東日本スタートアッププログラム2022秋」の一環として、東日本旅客鉄道水戸支社との連携のもと開業するもの。施設名称は「haccoba 小高駅舎醸造所&PUBLIC MARKET」となる。なお、建築デザインはPuddleが担当した。

<位置図・レイアウト図>

施設内のブルワリー(醸造所)の年間製造量見込みは約1200リットル。クラフトサケのほか、さまざまな酒類・ノンアルコール飲料などを製造する。

マーケット(物販エリア)では、ブルワリーで醸造した商品のほか、小高のまちのオリジナルグッズ、お土産を販売。主なアイテムは、「はなうたポップス」や「酒粕ガトーショコラ」など。地元の高校とも連携して、高校生のアイディアからセレクトした商品も取りそろえる予定だ。

パブリックスペース(交流エリア)では、マーケットで購入した商品をその場で楽しめるほか、今後はイベントスペースとしても活用するという。

<主な販売アイテム>

今後は、まちのシンボルでもある小高駅をヒト・コト・モノが集う地域のコミュニティ拠点として磨き上げ、地域内外の活発な交流を促進する。将来的には、JRE MALLや首都圏駅での販売(列車荷物輸送「はこビュン」含む)なども視野に入れ、福島県浜通りの魅力を発信し、地域の発展に寄与していく。

■haccoba 小高駅舎醸造所&PUBLIC MARKET
所在地:小高駅駅舎内(福島県南相馬市小高区東町1-140)
開業日:2024年2月9日
設備:ブルワリー(醸造所)、マーケット(物販エリア)、パブリックスペース(交流エリア)
営業時間:12時~19時(月曜定休日、2月9日のみ14時30分~17時)


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