三井アウトレットパーク木更津／第4期開業で店舗数330店に拡大、25年夏オープン

2024年03月14日 15:30 ／店舗

三井不動産は3月14日、千葉県木更津市の「三井アウトレットパーク木更津」の第4期開発計画について、4月に建築着工すると発表した。開業は2025年夏を予定している。

施設は2012年の第1期開業以来2度の増床を経て、日本最大級の規模を誇る「三井アウトレットパーク」の旗艦物件へと成長してきた。第4期開発計画では店舗数がさらに約30店舗増え、施設全体で約330店舗と日本一の店舗数を誇る圧倒的なスケールに拡大する。

東京湾アクアラインの「木更津金田IC」に近接するアクセス良好な立地を強みとして、開業以来、千葉県内のほか東京湾対岸の東京・横浜を含む関東圏全域から幅広い層のお客が来場している。羽田空港からのアクセス性にも優れ、海外からのお客の来場も増加している。今回の第4期開発計画により、これまで以上に魅力的な施設を目指す。また、CO2排出量の削減をはじめとしたESG課題の解決にも取り組む。

＜三井アウトレットパーク木更津第4期開発計画＞

同時に既存エリアのリニューアルも実施し、施設全体でラグジュアリーゾーンの拡大や国内外の有力ブランドの誘致を図るほか、人気ブランドの店舗面積拡大によるフラッグシップストア化にも対応し、国内外からのお客の多様なニーズにこれまで以上に幅広く対応する。

共用部環境整備として、第4期開発エリアに約700m2の大屋根広場を新設する。人工芝を敷設し、ファニチャーを配置することで、雨天時にも利用可能な休憩スペースを拡充する。また、モール内の緑豊かな環境整備により居心地の良い空間を創出し、より快適な買い物体験を届ける。

＜大屋根広場＞

そのほか、太陽光発電設備の設置や省エネアイテムの導入等により、CO2排出量の削減をはじめとしたESG課題の解決に取り組む。

＜広域図＞

■三井アウトレットパーク木更津
所在地：千葉県木更津市金田東3-1-1
交通：東京湾アクアライン「木更津金田」ICから約1㎞
JR内房線「袖ケ浦」駅から約2km、「木更津」駅から約6km
開業年月：第1期2012年4月／第2期2014年7月／第3期2018年10月／第4期　2025年夏（予定）
構造規模：既存棟（第1期／第2期／第3期）鉄骨造、一部木造地上1階建て／第4期　鉄骨造地上1階建て
敷地面積：約21万5000m2
延床面積：既存棟（第1期／第2期／第3期）計約6万4300m2(※)／第4期約1万900m2／合計約7万5200m2
店舗面積：既存棟（第1期／第2期／第3期）計約4万4900m2(※)／第4期約8200m2／合計約5万3100m2
店舗数：既存棟（第1期／第2期／第3期）計約300店舗(※)／第4期約30店舗／合計約330店舗
駐車台数：約6200台（施設全体）
設計会社：第1期～第4期：三井住友建設
施工会社：第1期　三井住友建設、みらい建設工業、三井ホーム
第2期～第4期　三井住友建設
環境デザイン：ノンスケール／スタジオゲンクマガイ
スケジュール：2024年4月第4期開発計画　着工（予定）／2025年夏第4期開発計画　開業（予定）
※既存棟（第1期・第2期・第3期）の延床面積・店舗面積・店舗数は、各期竣工後の変更を反映したほか、第4期開発計画に伴い既存建物を一部解体するため、過去に発表した数字から変更している。